ビー玉日記
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2005年12月01日(木)  History is still a mystery

『逆説の日本史』(井沢元彦、小学館文庫)を読んでいる。
興味のあるところから読みはじめたので現在、3巻を読破。
やっぱり1巻から読もうと、現在1巻を読んでいる。
7巻あるのを全部読んでしまうかも。

著者は日本史学会に対してものすごい挑戦をしている。
あまりに力説論調なので「いや、そこまで力を入れなくても」って思う文章もあるけど、それほど嫌な思いをしてきたんだろうな、とこの本に賭ける執念を感じる。
日本の大学とか研究の世界って、その道の権威にものすごーく弱い。
今の世でも男女差別と年功序列が尊重される世界。
たぶん歴史だけじゃなく、医学なんかもそう。もちろん文学の世界も。

今まで日本の歴史で微妙に違和感を感じていた部分が、一つ一つパズルをはめるみたいに納得できてきた。
もちろんこの本で述べられていることが全て正解なのかどうかはわからないけど、少なくとも「確かにその通りだな」ということが多いのは事実。

日本の歴史はミステリーにあふれてます。
こうしちゃいられない。続きを読まなくちゃ。


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