小馬鹿なさっかの処刑人日記
GET TO HEAVEN.
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2003年10月05日(日)
真面目方向に逃避中

最近、真面目っぽい口調がマイブームです。
なんだそりゃってなかんじですが、とにかくブームなんですってば。

さて、わたくしはこの秋前述のとおり、
秋提出のレポートが存在するいくつかの授業を切りました。
唯一「西洋古典文学」というユル〜イ授業だけ、
「始業後の10月6日までにネット提出」という弱者に優しい期限だったため、
きちんと提出しておくことにしました。

「まーどーせ、ギリシア神話について書けばいいんだろー」
という軽い気持ちで帰宅し、前期の授業用ウェブテキストを初めて読破。
「あー、こんなことをやってたんですか、結構おもしろいですにゃあ」
ってな具合でした。
そこでふと、「レポート作成」というテキストを見つけたので、開いてみると。

 ホメロスの「イリアス」「オデュッセイア」のうちどちらか、
 または両方を読み、テーマを決めて論じなさい。

…は?

読む?

叙事詩…?

…叙事詩読むの?

上下巻でてるやつ?

ぽかーんとしてしまいました。
というわけで、明日は川崎市の図書館に行ってきます。
提出期限は明後日なので、間違っても読破はしないことでしょう。


そんなことより、友人ひつじ様のレポート話を紹介したくてたまりません。
本人の了承は、まだ得ていません。しかし現在深夜3時ですので電話もできません。
まあ、ほどほどに、適度なかんじで見切り発車です。

ことの顛末は全て、
ひつじ様本人が夜中にぽそっと届けてくれたEメールにて知りました。

(あらすじ)
ひつじ様は頑張って書いたレポートEメール添付にて提出しましたが、
教授に「他の授業と使い回しましたね」と怒られ、再提出を言い渡されたそうです。
Eメールで。
無実のひつじ様は論点のズレを懸命に謝罪し、再提出期限を尋ねたそうです。
Eメールで。
すると教授は、「読み直すと、レポートとしては良く書けています」などとアメをくれた上で、「きちんと課題に応えた内容で再提出をするように」、とムチをよこしたそうです。
Eメールで。
ひつじ様はちょっとほめられて喜びつつ、教授の厳しさにシュンとしたようです。

さて新学期の授業では、教授が「成績あまくつけちゃいました宣言」をしていたそうです。
ひつじ様は、大人はうそつきだ、と思ったそうです。
まったくそのとおりです。
そしてその日、同教授から再びEメールが届いたそうです。
書き直しが苦痛なら、来週いくつか内容質問をするからそれで良い、と。
これこれの日程で都合が良いかどうか知らせなさい、と。

「気持ちがたらいまわし」

この話を知って、私は、
「時代はEメールなのだなあ」と思いました。
しかしEメールはあまりにも手軽に送信できてしまうので、
話し合いが必要な時には、かえって面倒にもなりかねませんね。


真面目ばんざーい 真面目ばんざーい
多分私の予想じゃあ、真面目がこの世を支配するときってやつは、くるぜ?



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 noted by さっか