最近、真面目っぽい口調がマイブームです。
なんだそりゃってなかんじですが、とにかくブームなんですってば。
さて、わたくしはこの秋前述のとおり、
秋提出のレポートが存在するいくつかの授業を切りました。
唯一「西洋古典文学」というユル〜イ授業だけ、
「始業後の10月6日までにネット提出」という弱者に優しい期限だったため、
きちんと提出しておくことにしました。
「まーどーせ、ギリシア神話について書けばいいんだろー」
という軽い気持ちで帰宅し、前期の授業用ウェブテキストを初めて読破。
「あー、こんなことをやってたんですか、結構おもしろいですにゃあ」
ってな具合でした。
そこでふと、「レポート作成」というテキストを見つけたので、開いてみると。
ホメロスの「イリアス」「オデュッセイア」のうちどちらか、
または両方を読み、テーマを決めて論じなさい。
…は?
読む?
叙事詩…?
…叙事詩読むの?
上下巻でてるやつ?
ぽかーんとしてしまいました。
というわけで、明日は川崎市の図書館に行ってきます。
提出期限は明後日なので、間違っても読破はしないことでしょう。
そんなことより、友人ひつじ様のレポート話を紹介したくてたまりません。
本人の了承は、まだ得ていません。しかし現在深夜3時ですので電話もできません。
まあ、ほどほどに、適度なかんじで見切り発車です。
ことの顛末は全て、
ひつじ様本人が夜中にぽそっと届けてくれたEメールにて知りました。
(あらすじ)
ひつじ様は頑張って書いたレポートEメール添付にて提出しましたが、
教授に「他の授業と使い回しましたね」と怒られ、再提出を言い渡されたそうです。
Eメールで。
無実のひつじ様は論点のズレを懸命に謝罪し、再提出期限を尋ねたそうです。
Eメールで。
すると教授は、「読み直すと、レポートとしては良く書けています」などとアメをくれた上で、「きちんと課題に応えた内容で再提出をするように」、とムチをよこしたそうです。
Eメールで。
ひつじ様はちょっとほめられて喜びつつ、教授の厳しさにシュンとしたようです。
さて新学期の授業では、教授が「成績あまくつけちゃいました宣言」をしていたそうです。
ひつじ様は、大人はうそつきだ、と思ったそうです。
まったくそのとおりです。
そしてその日、同教授から再びEメールが届いたそうです。
書き直しが苦痛なら、来週いくつか内容質問をするからそれで良い、と。
これこれの日程で都合が良いかどうか知らせなさい、と。
「気持ちがたらいまわし」
この話を知って、私は、
「時代はEメールなのだなあ」と思いました。
しかしEメールはあまりにも手軽に送信できてしまうので、
話し合いが必要な時には、かえって面倒にもなりかねませんね。
真面目ばんざーい 真面目ばんざーい
多分私の予想じゃあ、真面目がこの世を支配するときってやつは、くるぜ?