どうして深刻な人間って連中は皆、
毎日毎日、飽きもせずに悩んだり、相談したりしていられるのだろう。
大事な時に時々びしっとする以外に、
だらだらと深刻な話を堂堂巡りに繰り返しても仕方無いのではないだろうか。
人は毎日、冗談を言ったり、楽しいことを発明したりして、
笑って過ごせるように努力していれば、それでいいんじゃないのか。

あ、でも私は「とにかくみんな能天気な生き方をすれば良い」とか、
無責任な発言をしたいわけじゃない。
机の上でいくら言葉をこねくりまわしてみても、
そこに無い答えが突然ポコッと出来上がるわけがないじゃないか、
と素朴に思っただけだ。

今出ない答えは今はもう仕方無いのだからとりあえず置いておいて、
未来の自分のために勉強したり遊んだり、ぼーっとしたり笑ったり、
今ある時間を精一杯めいいっぱい賞味してれば良いのだよ。多分。


他人に何かを望んだり、無いものを無いと嘆いたりしていると、
欠けた自分ばかり目について、どうにもならなくなってしまう。
自分の未来を愛して育てようと思う心や、
やっと手にした小さなものを喜ぶ謙虚な気持ちがあれば、
だんだんと膨らんでいく自分の人生を、
もっと楽しく見つめられるのではないかと思う。

自分の中で様々な欲求や感情が蠢いてどうにもならなくなった時は、
「いやぁ、これはなかなか活きの良い人生じゃないか」、などと前向きに考えて、
未来の自分に経験値をプレゼントするっていうのも粋なのではないかなぁ。


というわけで、処刑人はこれまで、深刻に悩んだりしている時も、
日記にはくだらない陽気だったり陽気じゃなかったりする内容を、
めっちゃくっちゃと書いてきた。
悩むのも楽しいけど、苦しいほど悩んでも仕方無い、
そんな悩みはすっぱり脇に置いてゆきましょうよ。


　…　「　逃　避　バ　ン　ザ　イ　」　に　聞　こ　え　る　？

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