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■ 谷
(どうして…何が足りないんだろう…) というふうに、原因を考える方向へしか思考が行かない。
原因がわからない。 自分らしくある、そのこと以外に。 自分が精一杯やったことを、否定されているという思いだけが、のしかかる。
理由がわからないから、どうしても先に進めない。
なにが悪いんだろう。 私が私であることの、なにが悪いんだろう。 それを突き詰めると、本当に情けなくてしかたがなくて、 ぼろぼろ泣きたくなって。 なにかの拍子に、ふつうの言葉さえ泣き言になってしまって。 本当に情けないったら。 ちくしょーっ、顔が腫れるじゃないか。 ひりひりする。 明日も外出なのに。
泣いている暇はない。 立ち直って、原因を考えて、対策を考えて、自分を改善して、先を見据えて、 もう一度ゼロからやり直さなくちゃいけないのに。
私がやりたいと思うこと、私がいいと思ってやっていることと、 相手が望む人間像との間に、埋められないギャップがある。 だから認められない理由が、私にはわからないのだろう。 努力したからって、なんとなかるわけじゃない。 そんなの、解ってた。 温めても孵らない卵かもしれないと、ずっと思っていたよ。 いつか判ることに、びくびくしてた。 でも、私は認めて欲しかった。 あがいてみたんだ。 それなりに、ちっぽけなりに、精一杯だったんだよ。
お見合いみたいなもので、相性だよって人は言う。 だから、気にするな、自分が悪いわけじゃないよって。 でも、私はちゃんと好きだったわけで。 だから相性がが悪かっただけだとか、最初からあまり好きじゃなかったから別にいいさ、なんて言えっこない。 私が、やっぱり力不足だって言うことなのだ。 適性がないってことなのだ。
悔しいっていうよりも、無力感で。 ほんとうに、なにをしたらいいんだろう。 どう変えればいいんだろう。 失敗から学ぼうと思うのに、 自分のなにが悪かったのか、てんで解らないままじゃ、また同じ失敗をしてしまうだろう。
ほんの数ヶ月先の自分さえ、見えないんだ。
その2
外資系生保一般職のセミナー&選考に打ち砕かれた帰り、錦糸町のつばめグリルで昼兼夕食を食べた。 前食べたのが和風だったから、今日はつばめ風ハンブルクステーキ。 シチューの味がかなり美味しくて、一食分としてはかなり奮発したのに、 いつもの私の半分くらいしか笑顔になれなかった。 ひとりで食べたからかなあ。 美味しいモノに失礼だ。
忘れないといけないなあ、とずっとぼんやり思ってる。 実際、ひとつひとつの具体的な失敗は、風化する。 ただ、自分には、なにもできないんだなあっていう気持ちだけが残り続ける。 ちょっとした拍子に、一気に襲ってくる。 その大きいやつで、なけなしの自信の最後の欠片まで、うち砕かれたっていうか。
GW明けに、最後の出版ES提出ラッシュが待っている。 やるだけやってみて、出せそうなら出そうと思ってた。 普段読まない主婦向けのものから、ギャル系のものまで、雑誌も書籍も買いこんで、無い知恵振り絞って。 でも、もうやめようと思う。 だって、自分が向いていると思うところで、それなりに納得した内容でダメだったのだから。 それでもやっぱり、なにひとつ変えられない自分なのだから。 …しょうがないよね。
一般職向けに、少しでもなんとかなるように、勉強したり、志望動機を捏造したりするほうが優先だろうと思って切り替えようとした。 その矢先に、今度はなぜだかわかんないけど、ある一般職を落ちた。 正直、理由がまったくわからなくて。 前にも後ろにも、深い池があるみたいで。 このまま1ヶ月たっても、あとになにが残るんだろう。 不安と焦りで、よけいに空回りしてるって、自覚あるのに。 止められない。
落ち続けて、100社たまったら努力賞をあげるよ、っていうのがあればいいのに。(苦笑)
2001年05月02日(水)
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