ニッキ ゆり 【HOME】
- 2002年04月24日(水)
ワタシは自分で思ってるほど強くなかった。
全然まったく強くなかった。
弱虫だった。
弱虫に上・中・下があるなら、ワタシは下だと思う。
ワタシは、恋人さんが活動範囲を広めるにつれて
遠くへ行かなくちゃ行けない。
近寄ってニコニコ唄を聴いていることはもう出来なくなってる。
ワタシの存在をどんどん消していかなくちゃいけない。
ワタシは恋人さんにとって、一体どれくらいの存在価値があるんだろう。
きっと0.1ぐらい?それ以下?それ以上じゃないことは確か。
ライブハウスの中だったら
ワタシは一番後ろで、人の間から恋人さんの唄を聴いて
終わったらこっそり1人で帰らなくちゃいけない。
声をかけるなんて、近寄るなんて、一番前で聴くなんて
そんなこと絶対出来ない。
ワタシは恋人さんの恋人でいちゃいけない時間。
たいしたことないだろうなぁーって思ってたけど
その日が近づくに連れてどんどん悲しくなってきた。
2人で居る時は平気だろうって思ってたけど
最近じゃそれもなんだかダメで、
最後に手を繋いで歩いたのはいつだろう?
思い出せないくらい。
去年の年末に「あの人好きなんだ、実は」って打ち明けてくれた友達が
いつの間にか恋人同士になっていて
すごく嬉しかった。
上手くいってよかったねって、ちょっと涙が出そうになった。
切ない気持ちをいっぱい話してた時間が
今ではのろけ話をする時間になった。
良い進展。がんばってほしい。