ニッキ ゆり 【HOME

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2002年05月22日(水)

一生懸命誰かの為に役に立てたら。
ワタシが何かする事で
誰かが笑顔になるなら
もっとがんばりたいし
いろいろやっていきたい。

だけど、その人の為に全部をかける事はしない。
やっぱりワタシはワタシの為に生きたい。

ワタシがした事で
笑顔が見れて良かった。
楽しい時間が作れて良かった。
もう、それだけで充分だと思う。
今日はそれだけで幸せだったって言えると思う。
たいした事じゃなくても
一生懸命いっぱいやってあげられた事が
ワタシの中で幸せの種を大きくして
きっともう少しで花が咲きそうです。



授業中、友達から借りた本を読んた。
「母親の胎内にいる胎児の姿を思ってください。
自分の腕で自分の折り曲げた両膝を抱え込んで
膝にうつむいた顔を押し付けています。
人は胎児の時から孤独だったのだと
あの姿を見ると思い知らされます。

だから人間は、本当に孤独で寂しい時、
思わず胎児と同じ格好をして悲しむのです。」

そういえば、膝を抱え込んで泣いたりもした。
一番安心する格好は
赤ちゃんの時の格好と同じだった。

人はずっと孤独な生き物だけど
誰かを思いやる気持ちさえあれば
その寂しさはきっと癒していけると思う。
本を読んで、そんな風に思った。

傷ついた時の悲しみを知っているから
励ましてあげる事も出来るし
思いやる事も出来る。
いろんな苦しい気持ちを知っているから
誰かに手を差し伸べて助けてあげる事が出来る。

当たり前に感じていた事
本当は当たり前すぎてココロが鈍っていただけなのかもしれない。

最初は「いい」と思った事でも
時間が経つとそんなに良くないものに変っていたりする。
ワタシはそれがいつも怖いです。

だから、いつでも、とまではいかないけど
少しでも変らずにいたいと思う部分もあります。

小さい時の気持ちを変らずに持っていられたらいいなあと
望むように、無理な事かもしれないけれど
そう思う時があります。


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