ニッキ ゆり 【HOME】
- 2002年06月06日(木)
どうでもいいと投げ出せたら、どんなに楽だろう。
いろいろな事を投げ出す事が出来ないでいます。
そんな事まで、ワタシは両手いっぱいに持っています。
すべて投げ捨ててしまいたい。
そしたらもっと上手く息が吸えるのに。
人は誰だって、自分以外に見せられない
もう1人の自分を持っていると思う。
誰にも言えない自分との秘密の自分。
それを人から「○○してそうだよね」と言われたり
「○○なんでしょう?」なんて言われたら
少しは我慢できるけど、実際、そうであっても、
「そんなわけないじゃん」と言うと思う。
自分を守ると思う。
ワタシもそう。
ココロの声、聞こえたの?
そんな風に思って
違う違うって言うと思う。
知られたくない事がうっすら知られる事が
一番の苦痛だから。
知られてしまうぐらいなら自分で言ってしまった方がいい。
今日のテスト前、教壇に立った試験監督の先生が
「カンニングしてる人がいるらしいから
みんなしないように」と言った。
カンニング、ワタシはずるい行為だと思うけど
いいと思う。
結局自分に返って来る。わからなかった事が、覚えられなかった事が。
それを解っているから、ワタシはした事がある。
机に答えを書いたり、手に書いたり、紙に書いたり。
だけど、カンニング用に答えを紙に書いていると
そっちの方が覚えてしまったりして
結局せっかく作った紙を見なかった事があった。
覚えようとしても覚えられない。
好きでもない事は。
昔、「なんで歌は覚えるのに、数式は覚えられないの?」と
親に怒られた事があった。
好きでもない、訳のわからない数式なんか覚える気なかった。
最初からやる気も何にも無かった。
だから覚えられなかった。
役に立たないと思っていたし、ワタシには必要ないと思っていたから
どうでもいいよと思っていた。
歌が必要なのか?って言われても
必要じゃないものかもしれない、けど
自然に覚えてしまったものは消す事は出来ない。
好きな物は無条件にワタシのココロに受け入れられてしまう。
それを拒む事は無理に近い。
テスト前に必死に覚えたって
答えた次の瞬間に忘れてしまうんだから。