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2002年08月29日(木)

キャンプ実習から帰ってきました。
とてもとても疲れ果てているはずなのに
精神的には、ものすごく充実していて
寝不足のはずなのに、とっても元気です。

汗だくで釜に火を付けたり
けむたい煙の中でご飯を作ったり。

それでも楽しかった方が多かった。

2日目の夜、
広場でキャンプファイヤーをした。
総勢800人。
ワタシは草むらの隅っこで星を眺めてた。

東京の街では見ることが出来ない程の星の数。

天の川も見えた。

今まで本の中やプラネタリウムでしか見たことのなかった星。
それらが今、ワタシの真上に広がっている。
すごく綺麗だった。

生まれて初めて、北斗七星とカシオペア座を見た。

この目でしっかりと。焼き付けるように。
嬉しくて嬉しくて、何度も夜空を見上げた。

深夜2時。
テントでの消灯時間はとっくにすぎている。

ワタシはテントを抜け出して
友達と川へ続く道を歩いていった。

昼間は気持ちよかった川の水も
夜中だと冷たすぎて、手を入れただけで体中が冷えるぐらいだった。

懐中電灯を消して、砂利の上に寝転がり夜空を見た。
ワタシの視野、全てが星。
カシオペア座、北斗七星、夏の大三角形。
昔の人々はこれらの星を頼りに海をわたったりした。
なんだかとても神秘的だと思った。

流れ星。
あっという間に消えていった。
願い事なんて、何も言えない。
でも、友達と「見た?!」「見た見た!!」とはしゃいで
願い事をした。

願う事は、ただひとつ。
友達にも言わなかった。

川の音、虫の声、葉っぱの揺れる音。
それ以外の音は何も無い。

友達と2人で寝転びながら星空を眺め
いろんな話をした。
2年目の仲良しの女の子。
だけど、今まで知らなかった話や
くだらない話、真剣な話、いっぱいした。

ケイタイも使えない、音楽も聴けない
そんな状況の中でも
楽しめる事はいくらでもあるってこと。


あの星空をいつか一緒に見れたらいいな。


3日目の昼、帰りのバスまで時間があったから川へ行った。
ジーパンを太ももまで捲り上げて水浴び。
その時の写真はすごく綺麗だった。

そう、ワタシはあの39枚撮りを全部使い果たし
帰り道、現像に出してきたのです。

ロモもあったけど、万が一壊れたら…を考えたら
800円で買える使い捨てで充分だったのです。

ココロも体も全部を使って
いっぱいはしゃいだ3日間。
今夜はぐっすり眠れそうかな。

そうそう、初日はオールで行って
変なテンションで1人、盛り上がっていました。


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