ニッキ ゆり 【HOME】
- 2002年09月19日(木)
朝からパソコンの授業。
でも、古いPCを使っていたから
使用不可能なPC続出で
ほとんど自由時間みたいな感じだった。
運良くワタシが座った席のPCは使えたから
一番仲良しのタエコに、初めてワタシのHPを見せた。
詩はちょこちょこ読んでもらっていたけど(手書きの)
HP上のモノを見せるのは初めてで
ワクワクするタエコとは逆に、ワタシは緊張していました。
feelingを題名に惹かれるまま読んでたタエコは
「お前、絶対に本出すべきだよ」と言った。
(タエコはワタシを「お前」と呼ぶ。でも、口が悪いわけじゃなくて
仲が良すぎるからなんだと思う。気を使わない関係かな。)
「そんな事言っても、ワタシよりもいい詩を書く人はいーっぱいいるよ」
「でも、私はお前の詩は好きだし。絶対売れるからさぁ」
「うーん。出せたらいいよね。夢だねぇやっぱり。本はねぇ」
嬉しかった。
何度も「これいい!これいい!」と目を見開いて言ってくれることが
本当に嬉しくて、照れてしまうほどだった。
お世辞とか、気を使って言うような子じゃないから
本音なんだなって、余計わかってしまうから
本当に照れた。そして、嬉しくてたまらなかった。
ワタシがココロで思ったことをコトバにして
それが他の人のココロの中でひっかかるモノに変化する。
授業が終わっても、タエコは詩の話をしていた。
喫煙所で一服しながら
「本とかって出せないの?」
「自費出版なら出せるけど、お金かかるしねぇ」
「えー!出せるならやってみなよ!」
「うん、気持ちはいっぱいあるんだけど
お金がついてこないのよ!金欠生活してるしさぁ」
「お前は衝動買いしすぎなの!」
「じゃぁ、買い物行った時「買っちゃえ」って言わないでよぉ」
と、そんな会話をした。
本かぁ。
ワタシの本かぁ。
想像もつかない。
今ワタシが作っている本は
応募するために作っている本で
出版したいとか、そういう気持ちよりもまず
出版社の人にどう思われるんだろう?って
そういうのを少し知りたくて作っている。
夢は大きい。
現実が難しいことはわかっているけれど
夢は叶う為にあるものだ、とワタシは思っているから
いつか、ずーっと先でもいい
ワタシの書いた詩、コトバ達が本になったらいいな、と思う。
大阪の友達から最近、よくメールが来る。
3年前に会って以来、ずっと会っていない。
それでも細々と連絡をとって来た。
年内には会えそうなので、久しぶりの再会に
パーマはかけていこうかな?とか
洋服、新しいの買っちゃおうかな?とか
日程も何も決まっていないのに、そんなことを思ってた。
やっぱりワタシは単純だ。
話しにくくなっていたK君とも
最近は普通にお話出来るようになってきた。
前みたいに突っ込まれたり、ヘッドロックかまされたり
なんだか安心できた。
時間は優しいな。
ちゃんと元に戻せる物は戻してくれる。
K君なりの優しさで話をしなかったのかもしれない。
気を使っていたのかもしれない。
人の優しさにいっぱい触れられた気がした。
明日はワタシから「おはよう」ってK君に言ってみよう。
きっともう大丈夫だ。