ニッキ ゆり 【HOME

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2003年01月15日(水)

久しぶりに大口をあけて思いっきり笑った。
「今、すごく楽しいよ!ワタシ!」そう言いたくなるほどだった。
なんでもないことだった。
なのにどうしてあんなに笑えたんだろう。

いつもの放課後。いつもの喫煙所。
だけど、ワタシはいつもと違って笑顔だった。声を出して手を叩いて笑ってた。
楽しすぎてバイトに行くのをすっかり忘れるところだった。
後ろ髪をひかれる思いで「バイト行くねー。おつかれー」

笑うと前向きになる。当たり前だ。
無理して笑ってない分、笑っただけの幸せが吸い込める。
もっと笑いたい。もっともっと笑ってみたい。
きっと本当の笑顔になれる気がするから。
無理をしなくても笑えるんだなぁ。
そっか、ワタシでも笑えるんだね。ありがとうみんな。


前の前のバイト先(ジーンズ○イト)の前を自転車を押して歩いた。
わざわざ押していたのには訳があって
バイトしてた時に仲良くなった同じ年の友達に会いたかったから。
携帯が壊れてから、アドレスも番号もわからなくなって
ずっと連絡が取れなかったのがずっとひっかかってたから。

23時。お店を閉める時間。
ゆっくり歩いてお店の前を通った。
「出てきた!」ワタシはワクワクしていた。
久しぶりに会う。気付いてくれるかな?覚えててくれるかな?
「がんちゃん!」携帯を片手に手を振った。
「あ。おー!」何にも変ってない笑顔だった。安心した。
「あけおめ。」「あ、今年もよろしくね!」
外に出た重機を片付けながら携帯の番号を教えてもらいワンギリをしておいた。
「今度呑みに行こうよー」
「おーそうだねぇ」
「ワタシ暇だからさ!」
「そう見えるね」
「やっぱ?」

久しぶりの会話が楽しかった。
「まだあそこにいるの?」
「あそこって?」
「まだあそこに住んでるの?」
「そうだよー!まだ学生なのでね」

バイトから社員を目指して4年も続けてるバイト。
がんばり屋さんだなぁ。そういうの、憧れるなぁ。

ワタシは適当にフラフラしてるなぁー。
でも、バイトは頑張ってるけどなぁー。
これでいいと思うんだけどなぁー。
帰りの自転車でそんな事を思った。



気がついてみると、ワタシ、今日はとっても良い日だった。
いっぱい笑って、笑顔になれて
久しぶりの友達にも会えた。
なーんていい日なんだろう。
外は寒くてもワタシのココロはぽっかぽか。

明日もがんばろう。


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