ニッキ ゆり 【HOME】
- 2003年01月16日(木)
学校の2年生用の掲示板。
合格者一覧の張り紙に自分の名前を探す。
合格率はいたって低いと聞いていた。
半分諦めていたけど、本当に名前があるなんて思っていなかった。
ワタシ、カウンセラーになれました!
信じられなくて、夢みたいで、何度も確かめた。
「ワタシの名前だよね?!」「もう一回確認!」
3回ぐらい見直したけど、合格者一覧にワタシの名前はしっかり書かれていた。
喫煙所に行き、「どうだった?」と聞きあった。
いつもの仲間の間で合格したのはワタシとやすの2人だけだった。
信じられないくらい、びっくりした。
みんなであんなに頑張って勉強したのに
こんなに難しい試験だったの?!
ワタシが受かるなんて本当に奇跡のような、でも本当に受かっている。
昨日に引き続き嬉しい楽しいことがいっぱいだった。
ワタシ、最近毎日が楽しいな。
苦しかったこともだいぶ思い出になっているような気がする。
時折、夢の中でワタシを悲しませるけれど
それでも乗り越えられるようになってきた。
大丈夫だ。ワタシ、前に進める。
バイト先でピンクのサングラスを買った。
店長に「似合うよ」と言われて即買い。
ちょっと大き目のレンズの方がワタシの顔には似合うらしい。
かわいいサングラス購入で、そのままかけて家に帰った。
風が吹いても目が乾かない!自転車をびゅんびゅん飛ばして帰った。
ワタシにしてはめずらしいアイテム購入だったと思う。
明日から大活躍しそう。
思い出したことがあった。
大好きだったあの人に、お気に入りのCDを貸したままだった。
だいぶ前に「送るから住所教えて」とメールが来たことがあって
きちんと送信したはずなのに、いまだに送られてこない。
最近では「そういう人だったのか」と残念な気持ち。
もう諦めました。CDは。
それでも、電話をかけてくるのはどうしてなんだろう。
ワタシはもう着信拒否をした方がいいのかな。
電話が鳴るたび、胸がチクチクする。
学校にいる時は携帯をバックに閉まってしまえばいいけれど
部屋にいる時はどうしようもない。
そのまま鳴り止むまでじっと待つしか出来ない。
どうして今でも電話をかけてくるの?
ワタシは大好きな人の声を聞いたら泣いてしまいそうで怖い。
そのままマイナス思考へ走り出してしまいそうで怖い。
声を聞きたくないわけではない。
会いたくないわけではない。
でも、今は聞きたくない、会いたくないと思っていないと
ワタシ、へこたれてしまいそうで。
強がっているわけではなくて。