ニッキ ゆり 【HOME】
- 2003年01月17日(金)
バイト先の新年会。
錦糸町のお店に行った。
社長夫婦と支店の店長と社員。
合計で11人。
ワタシはアルバイトで、一番下だから
ドア側の端っこに座り、ビンビールを追加したり
注文をとったり、お鍋をよそったり
酔ってる暇はないくらいだった。
社長と席が思い切り離れているから
注文が聞こえずに何度も確認したり、お酌したり。
お酒の席でここまで気を使うのは初めてだった。
だけどすごく楽しかった。
社長がワタシに声をかけた。
「君は1年ぐらいで辞めてしまうバイトかもしれないが
きちんと仲間意識を持っているのか?」
ワタシが答える前に店長が言った。
「この子は人一倍仲間意識を持っている子なんですよ」と。
嬉しかった。
ワタシのやっていること、ちゃんと見ててくれたんだなぁって。
ワタシの存在を認めてもらえて、本当に嬉しかった。
もっとたくさん接客して売上を伸ばそう、と自然に思えた。
生活費を稼ぐためのバイトだけど
働いている最中はそんなこと考えたこと一度もない。
楽しくて、楽しくて、毎日新しい発見があって
お金目的なんてことはどこかへ行ってしまう。
とってもいいバイト先を見つけたなぁと改めて実感した。
卒業してバイトを辞めるとき、絶対に泣いてしまうと思った。
嫌なことも苦しかったことも辛かったことも
今日は一度も思い出さなかった。
昨日の続きの今日だけど
続いているようで本当は新しく生まれ変わっている気がした。
学校で担任からカウンセラーの申請用紙をもらった。
名前を書いて印鑑を押す。
ワタシ本当にカウンセラーになれたんだ。
ニットのワンピースを買った。
お店に新しく入った春物。
白と黒があったけど、迷わず白を買った。
重ね着をして着よう。
お気に入りのロンTを重ねればバッチリだ。
シャーリングの入ったふわふわのスカート。
水玉模様と花柄も買った。
最近は80年代風の柄がはやっているみたいで
流行り物はあんまり好きじゃないけど
一目ぼれしたスカート。
つい買ってしまった。
スウィートキャメルの白のインナーも買った。
サイケデリックなデザインがワタシらしいなぁと思った。
今年の春はスカートにミュールをあわせて着てみよう。
少しは女の子らしくなれるかな。
自分を磨く時間を有意義に使いたい。
きっと楽しいはず。
シャーリングの入ったスカートはデニムジーンズに合わせてもかわいい。
気回しが利くような気がする。
ピンクのサングラスも合わせておしゃれしよう。
こういうとき、女の子でよかったなぁって思う。
単純明快。だけどこれがワタシ。
最近、バカがつくぐらい自分が好きになっている。
学校でも「お前ばかじゃーん」とよく言われる。
ワタシがワタシを大好きなとき、今までにしなかったようなことをよくする。
コトバでは上手く言えないけれど、友達に「バカだなぁ」と言われる時
ワタシがワタシを好きになっている時。
少しは成長しているのかな。
いろんなことに目が行くようになった。
がんばってる自分が少し好きになってきた。
いつか大好きになれたらいいな。