ニッキ ゆり 【HOME】
- 2003年03月29日(土)
「そんなつまんないことウジウジ悩んでも仕方ないじゃん」
そんな声が聞こえてきそうだった。
他の誰かのココロの声。
「そうかもしれないね。でも、ワタシにも大問題なんだ」
そう言い返す力もなく、黙って流れて行く文字を見ていた。
定義なんてものに縛られている自分がバカバカしい。
白か黒か、はっきりしないと気持ち悪い。
中途半端に何かをして投げ出すのが嫌。
こんな性格だから、愛とか恋にまで定義を欲しがってしまう。
人それぞれなんだけど
たまに自分の意見がわからなくなる。
「愛ってなに?恋ってなに?好きってなんなの?」
必死にもがいて誰かに答えを求めてしまう。
結局そうやって答えばかり求めているから
気が付いた時には自分の答えがわからなくなってしまう。
誰かを思って幸せな気持ちになれる。
ワタシの中では「居心地がいい」とか「安心する」という気持ち。
自分にない何かを持っていて、そこに惹かれていく。
結果、その人が気になる→気になって気になってどうしようもない→好き
愛なんてものはもっとわからない。
好きの延長線上?
異性にしか感じないモノ?
両親からもらっているモノは一体なに?
友達にはありえない気持ち?
ぐだぐだ文字を並べても、答えなんてわからない。
わからなくていいんだろう。でも、なんだかもどかしい。
「疲れたんじゃないの?」
特別これといって疲れていることはない。
なのにどうしてこんなに自暴自棄になってしまうんだろう。
全てどうでもいい気がしてくる。
全てをぐちゃぐちゃにしてやりたい気がしてくる。
ワタシは小さな恋をいっぱいなんて出来ない。
好きな人をころころなんて変えられない。
ワタシは好きな人にしか「愛してる」なんて言えない。
軽々しく友達になんて言えない。
友達はどこまでいっても「LIKE」でしかない。
「あんたが好きだ」って言えても「愛してる」なんて言えっこない。
ワタシはそういう人なんだ。