ニッキ ゆり 【HOME】
- 2003年03月30日(日)
特にやりたい事があったわけでもないけど
昨日からずっと起きてた。
眠らないで何をしていたのか、あんまり覚えてない。
くだらない深夜番組をぼけっと眺めながら
色んな事を考えていたのかもしれないけど
ほとんど覚えてない。
朝5時半から洗濯機を回して、掃除をしてコタツを片付けた。
掃除機をかけて、フローリングを磨いて、お風呂を掃除して
夕方スーパーに行ってパンを買った。
眠くならない。なんだか悔しい。
本当は眠りたかったはずなのに。
スーパーに行った帰り、本屋に立ち寄って1時間ぐらい立ち読み。
偶然友達に会った。
「わぁー久しぶり」
「おぉーお?何やってんの?」
「何も(笑)立ち読み?」
「なんかすっげークマはってんじゃん」
「智ちゃんも疲れてない?」
2人して疲れていた顔をしていたので
うちでコーヒーを飲むことになった。
智ちゃんは女の子だけど、男の子口調で話す。
ワタシは智ちゃんのそういう所がいいなぁと思って
1年の時から密かに憧れていた。
「美容師とはどうなってんの?」
「何にもあるわけないじゃんか。メールもしてないよ。」
「メールぐらいしろって。なんでもいいからさぁ」
「何でもって言うけど!!出来ないの!」
「逆ギレかよ(笑)何でもいいじゃん。今日気がついたこととか。
例えば、教習で嫌な教官だったーとか、そんなことでいいんだよ」
「迷惑とかかなって思っちゃうよ。」
「お前バカじゃないの?好きな気持ち気がついて欲しいから
怖いけど頑張るんじゃないの?引け目感じすぎなんだよお前は!!」
智ちゃんの言う通りだと思った。
特別な存在になりたいなら、怖くても勇気を出すべきだったんだ。
相手からメールが来ることなんて期待しないで
自分から送ってしまえばいいんだ。
少しでも「友達」に近づけるように。
最後に智ちゃんはこう言ってった。
「お前は弱くなんてないよ。番号知ってアドレス交換しただけでもさ
すっげーことって思わないの?それだけ出来りゃ、上等だよ。
あたしには出来ないけどね。美容師なんてさ。すげーと思うよ?」
ワタシはすごくなんかない。
あの時は必死だった。必死で何にも考えてなかった。
チャンスだ!チャンスだ!って自分に言い聞かせて、それだけで頭いっぱいだった。
智ちゃんに元気をもらったはずなのに
いざ、1人になって携帯を開いてメールを打とうとしても
何にもコトバが浮かんでこない。
何を話したらいいのかよくわからない。
15分くらい何度も書き直したりしたけど
結局、そのまま携帯を閉じた。
何やってんだろう。
眩しいと思ったら窓の外から夕日が射していた。
洗濯物を部屋の中に入れてそのまま雨戸も閉めた。
桜はもう咲いているんだね。
お花見に行きたいな。