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2003年05月14日(水)


「月曜日に話し合いするんだけど、平気?」
「…」
「月曜日…来週なんだけど…。」
「…」



何も言ってくれない。
だけど、ワタシの目を見てくれている。



「話し合いするからあけといてね」
それだけ言ってその子の席を離れた。


次の瞬間、その子は泣き出した。



訳がわからない。




そのワタシの行動を最初から最後まで見ていたのかどうか、わからないけれど
女の子たちがその子の周りに集まってきた。
「どうしたの?」
「えー。どうしたのぉ?」
「何で泣いてるのぉ?」



まるでワタシがいじめたようにわざとらしく聞こえた。




短気なワタシもワタシなんだろうけど
その光景を見て腹が立った。
何も言わず、教室の壁を蹴っ飛ばして教室を出て行った。



壁には穴があいてしまった。もろい壁なんだ。




女の子特有のグループが嫌い。
わざとらしいのが嫌い。
イライラする。




教室に戻って席につくと、隣りの友達が
「気にすんな」と言った。
女の子たちの冷ややかな目が突き刺さるのが良く分かる。


20分もたっていたのに、その子はまだ目を赤くしていた。
ハンカチで目を押さえたり、下を向いたり、たまにこっちをチラっと見たり。




訳がわからなくてまたイライラした。






ワタシはウンザリしすぎているんだろうか。
「何もやりたい事が無い。」
でも、自ら選んで今この題材に向かっているはずなのに。
「えー、どうやって調べたらいいの?」
図書館でも本屋でも行って本を見たらいい。



レポートを用意するまでに1週間あったはずなのに
前日になってこの様。
最終的には「ゆりはいいよねーネットあるし」
いや、どう考えてもそれは間違ってる。





もう愚痴だらけだ。
イライラして楽しいことも楽しめない。
ワタシだけが張り切っているようで、浮いているようだ。



こんなことでいちいちイライラしているワタシもココロが小さいんだろう。
牛乳飲んでカルシウムを採ればイライラは無くなるんだろう。



それにしてもだ。
納得が出来ない。



明日はとびっきりおしゃれしてイライラを吹き飛ばすんだ。



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