ニッキ ゆり 【HOME】
- 2003年08月01日(金)
ついに8月が来た。
どうしよう。もうすぐで、本当にもう少しで21歳になってしまう。
こんなワタシが21歳だなんて信じられない。
高校生の頃イメージしてた21歳のワタシとはかけ離れている。
あの時のワタシは、21歳のワタシをもっともっと大きなモノとして想像していた。
考え方も、周りの環境も、体だって、そう。
こんなワタシが21歳だなんて、まるで自信が無い。
自信満々に20歳を迎えたわけでもないし
これから21歳を迎えるわけでもない。
だけど、もうちょっと大人な考え方が出来たらいいのに、と思ったりもする。
今のワタシも大好きだ。
きっとこの先も変らずに大好きでいると思っている。
このままでもいいのかな。
どこかの誰かから見たら、きっとそれなりの21歳に見えるんだろう。
ワタシらしさ、を思う存分楽しんで、これからも生きていこう。
誕生日、バイトは休みになっていて
朝から何をしようか考えている。
誰かに「ねぇ、誕生日なの!お祝いして!」なんてあんまり言いたくない。
覚えている誰かがいてくれたら、それだけで幸せだ。
ワタシが生まれてきた日を、ワタシ自身でお祝いしてあげよう。
どんな人だってメンバーになったからには
思いやりを持って接していこうよ。
嫌いと決め付けて、勝手に「何も考えてない人」なんて思うのは失礼極まりないよ。
「休むんだったら連絡し合おうよ。そのために電話番号交換したんだよ?」
優しく言ったつもりだった。
でも、タエコは「電話してない。ってか寝てた」なんて言う。
切れそうだった。
これはもう、リーダーのトミーに言ってもらわなくちゃ。
メンバーになったからには、もっと分かり合おうよ。
ワタシも最初は苦手だった。
だけど、分かろうとした。
どんな子なのか知らないからこそ、理解したいから、知る努力をした。
今でも分からないことはあるけれど
それでも前よりは分かるようになってきた。
人間として、ワタシはそう接してきた。
それなのに、頭から「気持ち悪い」なんて言って分かろうとしないタエコを
ワタシは初めて軽蔑した。
そんな風に人に対して思うのなら
ワタシはあなたに対して何の理解もしたくないよ。
それはそうと、ついに夏休み!
バイト三昧。休みは週1。
バイト代を計算したら悲しくなった。
毎日フルで入っても10万いかない。
悔しいなぁ。
頑張って8月中に10万稼いで免許代にしたかったのにな。
730円じゃ週1の休みも出たいくらいだよ。店長さん。
安いわりに仕事は忙しい。
せめて780円にしてほしい。
時給を知ったのはバイトに入ってからだった。
初めてのお給料日に逆算して知った。
面接の時、聞かなかったワタシもワタシだけど
これにはビックリした。
ほんっとに。
今時730円のバイトがあるんだぁ。
他人事のように感じてた。
だけど、何故かやめようなんて思わなかった。
むしろ、頑張ろうって思ってた。
ハードな仕事だけど、それなりに楽しみはあるし
良い出会いもあった。
それだけでも良いと思おう。
きっと、この先にはもっと言い事があるかもしれないよね。
チーフに「大きな声でいいですね」と言われた。
「大きな声しか出せないですからねぇ」と言ったら
「女の魅力はないんですか」と。
このワタシに女の魅力の欠片もないっすよ!チーフ!
でも、嬉しかった。
明日も頑張ろうじゃない。
土曜日で晴れの日。
夏休み。
お客さんいっぱい来るといいな。
マックで鍛えたスマイルと共に、アイスを売ろう。