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2003年08月02日(土)


ワタシの8月は素敵に迎えられたようです。
昨日、日記を書いた後、ふらふら〜とTSUTAYAに行ってみたら
「向風」の「一人じゃない」がレンタルされていて
ついに!CD出たんだぁー!!!と一人で感動してみたり。
でも、こうやって発掘してきたバンドが売れていくのは
どこか寂しい気もしないでもない。


とても歌詞が好きなので、いつかこの日記の書いてみようと思っています。



その後、トミーと卒研のことで電話をしていて
お気に入りの場所へ行こうかな、とワタシが言ったら
俺も行こうかな、ということで
トミーはバイクで、ワタシは徒歩で、東京タワーの見える川岸へ向かった。



人気のない団地を一人で歩くのにはとても勇気が行った。
歩くたびにサンダルはぺったんぺったん言っていて、とても気になったし
後ろから誰かが来てるかもしれない、と何度も振り返ってみたりもした。



トミーに教えてもらってから、ワタシは何度か一人でその場所へ行った。
トミーと行くのは教えてもらって以来、初めてだった。



ワタシは急ぎ足で歩いて、堤防をよじ登り、(しかもスカートで)
高速道路を眺めながらトミーを探した。
人もいない、深夜0時。
こういう時間が大好きだ。
聞こえる音は高速道路の車の音と、清掃中のオレンジの光を放った車の音だけ。
たまに、恋人同士が歩いてきたりして、すれ違うたびにコソコソと
何か言う声が聞こえた。




川岸は長い。しかもずーっと果てしなく続いているかのように見えてしまう。
夜中だと、こういう感じなんだな。
ちょっと怖いけど、ワタシの大好きな場所。




もちろん、東京タワーの電気は消えていたし、レインボーブリッヂも消えていた。
それでもワタシは何かウキウキする気持ちでいっぱいだった。






所々に街灯があって、その街灯の下にトミーは居た。
買ってきた缶コーヒーはぬるくなっていたけど
一緒に呑んで、タバコを吸って沢山話をした。





彼女のことや、これからのこと、昔の話も。






ワタシが大好きだと言える人と一緒にいられるのは
とても幸せなことだと、本当にココロの底から思った。







1時間ぐらいしたら、携帯が鳴った。
「飲みに行こう」
ワタシの大好きな友達の元ちゃんだった。
前から飲もう!と約束をしていたけれど、突然すぎてびっくりしてしまった。
トミーは「ルパン観るから、飲み行ってきなよ」と促してくれて
どうしようか悩んでいたワタシに気を使ってくれていた。






朝5時までやっている飲み屋に行って
何故かハイテンションで元ちゃんとお酒を飲んだ。
ワタシが悩んでいる事を知っている人は
いつもワタシに優しくしてくれる。
そこに甘えてしまってもいいのだろうか、と時々悩む。




元ちゃんに少し怒られたりもしたけれど
結局、ワタシはワタシ自身で「友達」というモノを作り上げればいいと言ってくれた。





友達に怒られるのは久しぶりだった。
こんなワタシでも怒ってくれる人がいるんだ。
それが何故か嬉しかった。







どこかの誰かは「男ったらし」とワタシのことを指差すけれど
気にしない。
ワタシにとっては大切な大切な「友達」だから。
ワタシのことを知ってもらいたいと思うし
相手のことを知りたいとも思う。
気を使うときもあるけど、一番大事なのは
その時どれだけ自然でいられるかってことなんだと思っている。




いつかの日記にも書いた。
ワタシはこの人たちといると自然でリラックス出来るんだ、と。






自然でリラックス出来る人がたまたま男の子だったっていうだけの話。
ワタシには特別な感情はない。





朝4時に呑み屋を出て、家まで送ってくれた元ちゃんは
そのままワタシの部屋で寝る、と言って、床で寝ていた。
何もない。ただ、眠るだけ。
ワタシはベッドでぐっすり眠った。




こういう関係がとても好きだ。
SEXで決め付けるのはよくないことだけれど
ワタシは愛のないSEXをしないと決めてから
そこが境目なのかもしれないと思っている。



男に見えてしまう瞬間。
もちろん、いろんな場面でそいういう瞬間はあるけれど。
SEXが一番強烈なんじゃないか、と思う。





元ちゃんは朝起きて、普通に家に帰っていった。
バイトやオーディションが待っている1日が始まった。



ワタシはそういう大事な日の1日の始まりを
一緒に迎えられた事を嬉しく思う。





いつか、ワタシに恋人という人が出来たとしても
自然でいられる大好きだと言い張れる友達は
やっぱり変らないだろうな、と思った。





自然でいられてリラックス出来る人たちと一緒になって迎えた8月。
ワタシにはとっても前向きにしか考えられない。







幸せだなぁと思う。
楽しくて、どうしようもないんだ。






今のワタシを何処かの誰かのサイトが言っていたっけ。
「もてるのを鼻にかけてる」って。
言いたいだけ言えばいいさ。
ワタシはそんな風に思ってない。
もてるってこう言う事じゃないと思うんだ。
ワタシには大切で大好きな友達だよ。
ワタシに元気をくれる、かけがえのない人たちなんだ。



言いたい人がいるなら、なんとでも言えばいい。










花火があって、浴衣姿の女の子がたくさんアイスを買いに来た。
忙しくて、目眩がしそうだった。
暑くて、どうしようもなかった。
くたくたに疲れたけれど、
どこかに元気の塊があって、今日のワタシを前向きにしてくれる。



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