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2003年08月27日(水)



思い出した。あの痛い視線。
耐え難い苦痛。一秒でも早くあの空間から逃げたかった。
やっぱり学校が始まることが、嫌だと思った。


再試の発表が10時からで、朝一で行ったにもかかわらず
たくさんの人が来ていた。



校舎に入るとすぐに感じた。
あの視線。
ずっとそんなことがあったことさえ忘れていた。



手続きを済ませてすぐにミスドへ行った。


それまでの間、自転車に乗りながら心臓がドキドキしていた。
また、あの苦痛な毎日がやってくるんだ。
どうしよう。絶えられるのかな。



ホットコーヒーとチョコファッションを頼んで
タバコを吸って、やっと落ち着いた。



こんなことぐらいでびびってちゃぁ、駄目でしょ。
そういうワタシと
もう駄目だ。怖い。怖い。怖い。
そういうワタシが言い争いをする。



考えたくないから、現実逃避。
ハードワークをこなして、こなして。
大きな声を出せば忘れられる。あぁ。もう情けないなぁ。




ハードワーク後、一番仲のいい16歳の高校生とご飯を食べに行く。
地下のスパゲッティ屋さん。
半年振りに茄子を食べた。
面白くて、楽しくて、話が弾む。
16歳にしては、考え方がしっかりしていて
「女の子のグループって嫌なんですよねぇ」なんて言う。
あらら、おんなじ考えだ。嬉しい。
正直、「嫌だ。苦手だ。」と言う声を良く聞いていた。
でも、ワタシにはこの子はとっても良い子だと感じていたし
まじめにがんばってる子だと思っていた。
話も合うし。



こんな子と仲良くなれて嬉しいな。
ハードワークもがんばれそうだ。
1年ぶりにプりクラを撮った。
「なんだぁーこれぇ!!」見たこともないような機械にびっくりして
操作なんて出来ないから、全部おまかせして
撮るだけ撮って、らくがき。
こういうの、久しぶりで、本当に久しぶりすぎて、2枚も撮ってしまった。
はしゃいでしまったよ。



夜道を一人歩かせるのは危ないから、家まで送ってあげた。











「ホラね、ワタシ、今すごくむきになってるでしょ?」
学校の話をすると、どうしても強がりになり、むきになった口調になる。
そういう風になる自分が嫌だから、元ちゃんの前では
そんな話をしたくない。
それでも、言いたくなるのはどうしてだろう。



何かを言ってもらいたいわけでもないし
どうしたらいいのか、なんていうことを考えたいわけでもない。



湧き上がる怒りにも似た感情を抑え切れなくて
でも、笑っていなくちゃ、泣いてしまいそうだから堪えて
口調が強くなって、ハイテンションになる。


夏休みは学校の人に会わなくてすむから
楽しいことをめいいっぱい体全部で感じることが出来た。
9月からは、自分の世界に入り込んでいきそうだ。
ちゃんと笑えるのかな。



「あと1週間じゃん」
元ちゃんが切なそうに言う。
どうしようもないんだ。時間は過ぎていくものだから。
「どうしても辛くなったら、いつでも話しな」
そう言われても、ワタシには出来ないよ、と言った。


本当に辛くても笑っちゃう気がする。
そうしないと、ずーんと落ち込んで、立ち上がれなくなっちゃう気がする。



このことだけは、受け入れようなんて思っていなくて
飛び越えてやろうと思ってる。
「負けない」って強気でいきたいんだ。



学校は休まないで後期を乗り越えていくつもり。





怖気づいてなんかいられません。ほんっとーに。
ワタシはワタシです。
悪いけどワタシ、思ってる以上に強いから。
思い通りになってならないよ。


これは本音。


よし!大丈夫そうだ!
がんばれ!!





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