ニッキ ゆり 【HOME】
- 2003年09月04日(木)
生まれて初めて「お芝居」を見に行った。
テレビとは違う世界に驚いたことがたくさんあって
帰りの電車の中で、話は絶えず、興奮状態が続いたままだった。
台詞が終わっても演技を続けている様子や
細かい仕草までが、すべて通しで見えて、とてもびっくりしたし
そんな世界にあこがれてがんばっている人たちを
とても応援したくなった。
ワタシはワタシの夢のためにがんばろうって、何度も思えた。
お芝居が終わったのが9時で、そのまますぐに戻ってきて
前のバイト先の洋服屋さんへ靴下を買いに行った。
久しぶりに会う店長とモモさん。
夏休みに会ったとき、少し体調が良くなかった店長は
元気になっていてとても安心。
指輪のサイズを予約して、来月に買う約束をした。
店長はワタシが元ちゃんと二人で来たことに驚いていたけれど
「お芝居を見に行ったんですよ」と言ったら
そのまま仕事を続けて、ふと思い出したように
「ご飯食べに行くか?誕生日祝いに。」と言ってくれて
嬉しくって嬉しくって、「あったかいご飯とお味噌汁が食べたいです!」と
熱弁して、結局、焼肉屋さんへ行くことに。
何ヶ月ぶりかの焼肉は、本当に美味しくて
こういうことを「ほっぺたが落ちる」って言うんだなぁとしみじみ実感。
大好きな人たちと食べるご飯は最高に美味しい。
モモさんの友達も一緒に、5人で。
ワタシはモモさんの友達とは3度目の再会。
「明るくなったねぇ!」と言われて、正直嬉しかった。
そうえいば、最後に会った日、ワタシは最高に嫌な人間だった。
そこから何度も「人」を踏み台にしてきた。
自分に自信がなかった。どうしようもなかった時だった。
学校のことや今のワタシの状況なんかを話していたら
素直な気持ちを伝えたくなってしまって
「ワタシ、店長やモモさん、Fさん(モモさんの友達)本当に大好きなんです」
と、酔った勢いもあって、本音でぶつけた。
今までずっと言いたかったワタシの気持ち。
素直な気持ち。
こういう風に言えるようになったワタシに驚くと同時に
ワタシ変わったんだ。変われたんだ!と本当に嬉しく思った。
これから先、辛いことなんていくらでもあると思う。
想像もつかないことが、たくさんあると思う。
でもね、ワタシがんばれそうな気がするんだ。
カラオケに行って2時間、5人で歌を歌って踊って
たくさん笑って、ほっぺたが痛すぎた。
「こんなに笑ったの久しぶりです」何度も伝えた。
知ってもらいたかった。ワタシの気持ちを。
大好きなお店の洋服を着て、大好きな人たちと一緒に過ごす時間は
ワタシの中で大きな自信に変化して、前へと進む力になる。
ワタシ自身が作り上げてきた関係。
自分自身を誇れる人になろうと、何度も思った。
子供っぽい所もあるし、情けなくて、弱虫なワタシもいるけれど
それでもワタシは一人じゃないんだ。
ワタシ、東京に来て良かったって思う。
明日もまたがんばれる。