ニッキ ゆり 【HOME

My追加

2003年10月30日(木)


髪の毛を染めた。キレイに色が抜けて、そこにオレンジを入れた。
もっとキレイな色になった。


学校に行った。
「やりすぎ」と言われた。
痛いほどの視線を感じた。



でも、何とも思わなかった。
ワタシはワタシの力で就職を決めたから
頑張ったご褒美に染めたんだから。
これは強がりでもないし、目立ちたがり屋なわけでもない。




でも、明日、黒を入れるつもりでいる。
色を抜いて、色を入れて、そして黒を入れると
きれいなチョコレート色になる髪の毛をワタシは持っているから。
黒が微妙な加減で落ちていくと、おいしそうなチョコレート色になって
ワタシに一番似合う色になる。


楽しみ。



視線なんて気にしない。
周りに合わせなくちゃいけないのかな。
そこまで周りに気を使わなくちゃいけないのかな。
「どうして気にしないわけ?」
そんなこと言われても、いいじゃん?もうワタシの就職活動は終わったんだからさ。








空が、青すぎて、雲ひとつ無かった。
屋上でお昼ご飯を食べた。
メロンパンをかじりながら、カフェオレを飲んだ。



タバコを吸いながら、ワタシたちにはとても似合わない話をした。
「ねぇ、なんで空って青いの?」
「ねぇ、宇宙って広いの?宇宙の始まりはなに?」
「ねぇ、どうして雲は消えるの?」
「ねぇ、ライオンにも恋愛感情はあるの?」
「ねぇ、イエスキリストって本当にいたの?」
「ねぇ、好きってなに?」
「ねぇ、どうしてこの指は動くの?」



なんていう話だ。答えのないようなことばかりだ。
そして、どうでもいいような話だ。
でもワタシたちはとても真剣に話し合った。
答えが無くても、話す、ということにとても意味があったと思っていた。



ワタシは宇宙や星や人間の話をするのがとても好きだ。
本当はどうでもいいんだろうし、考えなくてもいいんだろうけれど
気になってしまう。話し出したら止まらなくなってしまう。
たくさんの不思議がワタシの中にいつもあって
そのことを考え出すと、ワタシの悩み事は簡単に解消されてしまう。
ちっぽけなワタシをとても情けなく思いつつ
この広い地球に生を受けて生まれてきたことにとても感謝する。



今、ここにいることは偶然かもしれないし、必然かもしれない。




1時30になってパソコン室で卒研を始めた。
「昼休み何してたの?」リーダーが聞いてきた。
「空や宇宙やキリストの話をしてた」
「そんなのどうでもいいじゃん。」
笑われた。








「考えすぎなのよ。マイナス方面に。もっとなんとかなるって思ってみたら?」
姉に延々とその話をされた。
姉は物事をあまり深く考えず、何でも前向きに考えて生きていると言った。
「ま、いっか」それですごく楽になると言った。
ワタシはそういう訳にはいかない。




全てがマイナスになっているわけじゃぁない。
ま、いっかと考えられたら楽になるわけじゃぁない。
なんにでも一生懸命に考えていきたいと思う人なんだ。




人のことをよく見て、小さなことでも見逃さないようにして
そしていいところを吸収したり、勉強したりする。
人の内面を見つめようとする。



そのことによって傷つきやすくなったり
冗談が通じなくなってしまったり
固い性格だと言われるようになったけれど
ワタシはそのことについてマイナスに考えた事は一度もない。




傷つくことは苦しかったりするけれど
今となってみれば全てが成長になっている。
今、傷つくことは、とりあえずは見当たらない。
苦しいと思うことも、とりあえずは見つからない。
ワタシが気がついていないだけかもしれないけれど。


それはふとしたときに現れて思いのほか耐え切れないほどの苦しみを与える。
それはそれで、乗り越えようと思っている。








ワタシは理想のワタシを持っています。
いつも常に目標としている人間像があります。
そこに向かって日々頑張っています。




ワタシは、つまらない人間なんでしょうか?
ワタシは、一緒にいると退屈な人間なんでしょうか?



たまにわからなくなります。
問いかけても、答えが出ません。
バカ正直に答えてくれる人がいるわけでもありません。



少なからず社交辞令のようなコトバでしか答えはもらえません。



答えを貰うのは簡単です。



どんなに探し出してもわからない時は、誰かに聞いてもいいですか?
納得のいく答えをもらえなくてもいいから
何かコトバを返してもらえますか?
これは高望みでしょうか?





少し、胸が苦しいです。
少し、寂しいと感じています。


この感情を体のどこらへんに置いておけばいいのかわからずにいます。




BACK NEXT 初日から日付順 最新 目次