【復活!】ダイエットなDIARY
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♪How many roads must a man walk down, before they call him a man
天理では、夜にカラオケに行った。
上は60代の先生、下は20代の院生だから、オレはこれでもちょうど中間ぐらいの世代である(笑)。
英語の歌なども歌ったが、オレも久しぶりに「風に吹かれて」を歌ってみた。
学生の時シカゴにいたある先生は、酒場で生でボブ・ディランのこの歌を聴いたそうだ。
ビール一杯で歌っていたよ、と言っていた。
こんなことを書いていたら、ちょうどBS2で、この歌の特集をやっている。
韓国で、この歌をカバーした人のことをやっている。
朝鮮戦争、軍事政権下において、若者たちが堕落してゆく中で歌い継がれたそうだ。
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昨日、東京駅で山手線を待つホームで、座り込んでいるオジサンをみた。
午後、まだ陽の高い時刻で、オジサンはホームに座り込んでいた。
色は垢じみて黒くなっている。
おそらくホームレスだと思う。
オジサンはリュックを背負い、青い作業帽をかぶっていた。
両手には人形。
正確なことは分からないが、多分リカちゃん人形。
一体は少女、もう一体は少年の人形。
オジサンは、両手に持ったその人形たちに何やら一生懸命話しかけていた。
電車がホームに入ってきても乗り込もうとはしない。
オジサンはオジサンの世界の中に住んでいるのだ。
オジサンの世界で、あの人形たちはどのような存在なのだろう。
オジサンの子供なのだろうか?恋人なのだろうか?それとも孫たちを旅行に連れて行っているのだろうか?
蒸し暑いホームでオジサンを残し、オレを乗せた電車は去っていった。
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明日はゆっくりしようと思う。
何もない、つうか残りの原稿をやらなくてはならない。
今週末からは、また京都だ。
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