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嵌る人々 - 2003年07月05日(土) マルコ自身はそうでもないのだが周囲にはなんだか嵌り屋さんが多い。まずは1号。このたび、めでたく、じゅげむの完全暗誦に成功した。「日本語で遊ぼう」という野村萬斎やら、コニシキが異彩を放っているNHK教育の番組の影響で全国でじゅげむを完全暗誦する幼児が増殖中のことと思う。まあ1号さんもその一人なわけだ。 また1号と色濃く遺伝子を共有しているとお見受けするあめでおさんもそれはそれは嵌り屋さんである。あめでおさんの本職に関することの嵌り方は今ひとつ一般人のマルコには見えないのだが、一般生活の中で彼は今漬物作りに嵌っている。 青年海外協力隊員生活ハンドブックという名著(非売品)をマルコは嫁入り道具に持ってきたのだが、あめでおさんはその本をこよなく愛している。その本にはキャベツの漬物の方法・豆腐の作り方など、結構楽しい内容満載なのだ。マルコはその楽しいハンドブックの教えを現役協力隊員時代からついに実践に移さなかった。 しかしあめでおさんは、マルコの任地に遊びにきたときからハンドブックの教えに従いキャベツの漬物なんかをせっせとつけてくれた。あめでおさんが日本から遊びにきて帰った後には大量のキャベツの漬物が残されたものだ。さてあめでおさんは現在再び漬物にこって、今週はキャベツときゅうりで、来週は白菜の予定で漬物を作るべく生協にオーダーを入れている。 またあめでおさんは下記のようなことどもにも嵌っていらっしゃる。 今年の年頭に餅つき機を購入したあめでおさんは3月くらいまで毎週日曜には餅をついて、昼食を供給してくれた。3月も過ぎ、もう餅でもなかろうという季節に入ると、今度はうるち米を餅つき機でこねてみたらし団子を作ることに懲りはじめた。さらにもち米を餅つき機で蒸し、五目おこわを製作したりした。このごろは強力粉を餅つき機でこねたあと、食卓の上に薄力粉を打って手打ちうどんを作ってくださる。1号さんは有能な助手としてともに粉まみれになっている。まあそんなわけでいろいろと熱心な人々がめづらしくもおいしい食糧を供給してくれる最近の我が家なのでありました。 ...
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