西方見聞録...マルコ

 

 

虫めづる姫君の欺瞞 - 2003年07月06日(日)

 僕らはみんな生きている〜♪
 いき〜ているから悲しんだ。

というわけで虫の話。
 マルコ一家は米どころにお住まいですので、水田で発生したと思われる蚊や虫との戦いが夏を向かえて本格化している。昔女子高生だったマルコさんは虫めづる姫君で目白の実家において、アリや、わけのわからん虫を無差別に殺すことに非常に抵抗を感じていた。
 奇跡的な偶然とものすごい確率でやっとこの世に生まれ出てきた命を簡単に殺してはならない。生まれいずる奇跡的な確率から考えれば、命の尊さにおいて虫と人に軽重があろうか、というのが当時のマルコの主張だったわけであるが、今となってはそんな主張は「けっ」である。それは一家の健康と安寧の責任を担わぬ部屋住みの身分だから言えた無責任なたわごとである。現在一家の主婦として子供の健康と家の維持の責任を担う立場にたって、虫なんぞめでている場合ではない。そんなことしていたらおkさんのぷにぷにの肌は蚊でぼこぼこにされてしまうのである。
なるほど虫と人は同じく単なる生き物であるので、それぞれの生存権をかけて雄雄しく戦い、時としてひねりつぶすのが正しい生物としてのあり方ではあるまいか。

 ところで維摩経に親しみ、仏教に造詣が深いあめでおさんはいう、一寸の虫にも五分の魂。あめでおさんは蚊に刺されても体が反応しないという特異体質なのでそういうことがいえるんざんす。きー!!



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