ナ イ シ ョ バ ナ シ
INDEX|past|will
今日、映画を見に行った。
誰かと行きたいようで、1人で行きたかったので(謎)
1人で見に行った。 見に行ったのは『ホタル』健さん主演(><*
いく前に、父にあの映画は泣けるらしい。と言われたので、素直にハンカチを持っていく。
バスに揺られて、20分。 徒歩5分で、目的の映画館到着。
戦争のお話が入っているせいか、平均年齢高し!! たぶん、私が一番若かった(−−;
それでも、健さんが出てきて、きゃあきゃあとか思っているうちにストーリーはどんどん進む。
進む中で、特攻隊の話が出てきた。
若い、私たちくらいの少年達が飛行機に乗る前に杯をかわし、
「必ずや、敵艦を撃沈して見せます。」と微笑んで飛行機に乗っていく。
でもそのほとんどが、敵艦にぶつかる前に
大砲や機関銃で次々と太平洋に打ち落とされていく。
それを承知で、みな飛行機に乗る。
「ホタルになって帰って来るよ」と、下宿先のお母さんと呼ばれる人に言い残す。
美しい祖国のために、自分が死ぬしかないんだと。
婚約者をおいてまで、死にに出かける。
誰も止めない。 ハンカチを振り、送り出す。
でも・・下宿先のお母さんは言った。
「あの子達は、私達が殺したんだ」って。
「本当の親なら、自分の子供を戦場に送り出し、殺す事が出来ようか」と、泣いた・・。
特攻隊の婚約者を持った女性は言った。
「あの人が、私に何も言わずに行くはずがない。」
「私も、あの人のところに連れてって。 死なせてよ!! お願い」そう叫んでた。
うちのおばあちゃんも、私の父がいなければ死のうとしただろうか。
うちのおじいちゃんは特攻ではなかったけれど、何か隊長みたいな人だったらしい。
一度戦争から帰って来たけど、二度目の戦争で死んじゃった。。
二度目の出撃の途中、おじちゃん撃たれて動けなくなったんだって。
でも、部下には逃げなさいって言ったんだって。
当時は、隊長を置いて逃げる事も許されなかった。 命をかけて守らなきゃだった。
でも、おじいちゃんは逃がした。 部下は無事日本に帰った。
そして、私のうちへ来てこの話をしていったそうな。
泣いて話したって。 自分ばっかり助かって申し訳ないって。。
私は、こんな話し始めて聞いた。
戦争に行く前のおじいちゃんは、若くて目元が私そっくりで、
カメラが好きで、よくおばあちゃんをとってた。
おばあちゃんもすごく可愛くにっこり微笑んでた。
でも、戦争が全部壊した。
死んだのはおじいちゃんだけじゃない。
もう済んでしまった事だから仕方ない。 でも、私は悔しかった。
昔は、よく天皇恨んだっけ。 おじいちゃんは死んだのに、
なんでコイツだけのうのうと生きてんだ!?って・・。
まぁのちのちの勉強で、悪いのは天皇だけじゃないってわかるんだけどね(苦笑)
でも、やっぱり戦争の映画見ると命の尊さを実感する。
人間、そんなに簡単に死んじゃだめだよなぁって。
比べるレベルが違うけれど、私はなんてくだらない事で死を考えたんだろうって、
ちょっと恥ずかしくなる。 こんな、五体満足で生きていられる事自体、幸せなのにね。
死にたくなったら・・っていうか、苦しくなったらおじいちゃんのアルバムを眺めよう。
きっとまた頑張れる。 なんせ、私の誕生花の花言葉が「忍耐」だし(笑) ←マジ;
さぁ、明日も張り切ってまいりましょう♪
週の始まり月曜日。 ブルーになるけど、いざ出陣(謎)
|