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2003年05月02日(金) 出会い系日記・・・ヒロキの場合1

『俺は23才で販売業をしています。
 服はsmart系で、体型はがっちりしています。
 もしよかったら、メールしませんか?』

ヒロキからの最初のメールはこんな感じでした。
その時の投稿への返事はあまりこれといって私の気を引くものはなく、
よさそうな数人にメールを返していたと思います。
そんなわけでヒロキにたくさん興味があったわけではなくて、
言い方は悪いけど、適当にメールしていました。

かなりはじめの方から、
遊ぼう、ドライブにいこうと誘われていたと思います。
っていうかよく覚えてない・・・。
遠い記憶をたぐって思い出してみると、
他愛もないどうでもいい会話をふられて、
私が適当に相槌を打つ、そんなメールだったような。
というか、本当に会う気なんかさらさらなく、
メールもきていたから返したというような状態で、
本当にどうでもよかったんです、この頃。

そんな状態が2週間くらい続いたある日。
私は友達と飲みに行きました。
その友達には彼氏がいて、
居酒屋で飲んだ後その彼氏のうちに移動して、
3人で飲んだんです。
ここでほんと腹が立つほどのろけられて(笑)
まぁ、でも慣れているし、彼氏とも仲がいいので楽しく飲みました。
そして朝の4時頃、そこを出発。
私の家まで徒歩で15分くらいでしょうか。

暗い夜道をひとりでとぼとぼ歩く私。
するとメールがきたんです。
誰じゃいこんな時間に、と思ってみると、ヒロキからでした。

『今何してんの?』

いつもだったらブチギレそうなメールです。
こんな時間に寝てるにきまってるだろーが!!(怒)って風に。
しかし私は起きていて、
なおかつ酒に酔っており、
暗い夜道を一人で帰宅途中です。


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思えばこれが、どうでもよかったヒロキと会う事になったきっかけでした。


続く。


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