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2003年05月16日(金) 出会い系日記・・・秀平の場合2

「だめ?」
「だめ」
「はやっ!!(笑)」

なんと言われましても、だめです。
この人を部屋に入れたら、流されてキスしてセックスしてしまうのが目に見えてます。
しかし、その日は本当に寒い日でした。
こっちは待たせた負い目もあります。
寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒いを連呼され、
しょうがなく部屋に入れました。

ソファも何もない私の部屋なので、私がベッドに座ると、
隣に秀平が座ってきます。
しばらくはちょこちょこと話をしながらテレビを見ていました。
すると隣から視線を感じるんです。
「何?」
「いやー」
会話はこれで終わってまたテレビ。
でも感じる視線。
「何?」
「いやー」
「いやーって見てるでしょ」
「かわいいなー思て」
「はっ?!何言い出すの!」
あまり急にそんなことを言ってくるので驚きました。

私は本当に直接的な褒め言葉に弱い。
もしかしたら、
「かわいい、好きだよ、セックスしよう」って言われただけでも、
やっちゃうかもしれない。
いや、やらないけど。
そんな勢い。

それでその秀平の言葉に照れて、そっちを見ないようにしていると、
ますます見てくる秀平。
「もーなんなの?(笑)」
「キスしたいなーと」
「は?」
「キスしたい」
「そんなこと言われても」
「キスしよ」
「え?」
そのまま秀平の顔が近づいてきました。
反射的に逃げる私の手首を握って、押さえる秀平。
そのままフレンチキス。
へたにいきなりディープキスされるよりドキドキした。
そのまま押し倒されて、少し抵抗したけどやめた。
秀平はそのまま服の下に手を入れてきて、ブラの上から胸をもんだ。
そのままブラの中に指を入れて、乳首をさがす。
乳首を触られるとやっぱり声がでる。
「あ・・・」
それが合図だったみたいに、愛撫が本格的になって、
ブラをはずし、胸をもんだり乳首を舐めたり、
そうしているうちに手が下のほうに行って、
パンティの中に手を入れようとするので、
「ちょっと待って、電気消して」
そう言って、電気を消して再開。
そのあとはまぁ、普通にいたしました。

2時くらいに、「俺そろそろ帰らなきゃ」と言って、
帰って行きました。
受験生、いいんでしょうかそんなんで。
それで受験を受けて帰ったんですけど、
帰ったらメールが着まして、
『綾香のこと本気で好きになった、受かったら一緒に暮らそう』
とか言うんです。
なんで一緒に住まなきゃいけないの??
丁重にお断りのメールはしたんですけどね。
結局、秀平はうちの大学に落ちました。
だから一緒にすまなくてすんでよかったんですけど。


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終わり。


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