DAY
私の日々の下らない日常。
最近はマンガばなし。


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2003年06月28日(土) ハリポタ七日目(読了)

取りあえず読み終わりました。多分八割方は理解出来てるんじゃないかなあ。
以下反転プリーズ。今回は最後まで書いているので、本当に本当にネタバレです。例の噂の死んだのが誰かも分かっちゃいます。



第三十四章=何とか魔法省に辿り着いたハリー達。目的の部屋を求めてDepartment of Mysteriesを右往左往するのですが、それぞれの部屋がまたエグいのよ…脳みその泳ぐプールとかさあ!延々生まれては卵に戻る鳥の部屋とか。シリウスを必死に探すうち、とうとう夢に見ていた部屋に至ったわけですが、何か光る玉を大量に並べてある例の場所で、ロンが意外なモノを見つけるわけです。その玉のひとつには"S.P.T. to A.P.W.R.D. Dark Lord and(?) Harry Potter"って書いてあったんですね。ハーマイオニーとネビルに止められたのに、ハリーはそれを手にとってしまいます。…本当に考え無しだよコイツ…。

第三十五章=ここでマルフォイの父ちゃん筆頭にデス・イースターが登場です。素朴な疑問なんだけど、マルフォイ父って強いわけ?マルフォイ子は大したことないような感じなんだけど。まあもちろん悪かあないだろうけどさあ!
彼らが例の玉を"prophecy"って呼んでますね。で、そいつを寄越せ!とハリーに迫るわけです。
ハーマイオニーが一人にやられて倒れちゃった時は本当肝が冷えましたよ!ロンかハーマイオニーが自分のせいで死んじゃったらハリー再起不能だよ!ああでも生きてて良かった。この辺り、鼻を折ったせいでネビルの台詞がなまっちゃってて、読むのに一苦労なんですよねえ。まあ大体正しく読めたと思うけど。ここでLunaとロン、ジニーと離れちゃった辺りに、ロンハーの末路を見た気がしました(遠い目)。
で、Orderのメンバーが助けにやってきます。前作でずっと拉致られてた割にはえらそうなMoodyとTonks、Kingsley、シリウスにルーピン先生。USA版の裏表紙って、多分前者三人ね。
で、まあ結論から言えばシリウスが例のアズカバンから脱獄してきたいとこにやられちゃうんですよ。ダイスの上で戦ってて、「へっ、もっと本気出してこいよ!」みたいな感じで挑発したらマトモに呪文喰らってダイスの後ろのヴェールの向こうに落ちちゃったんですね。そりゃあ読んでる方はそれだけじゃあ死んだとは思わないですよ。でもシリウスは現れないし、件のいとこのBellatrixは高笑いしてるし、動転したハリーを引き止めたルーピン先生が"He's gone."とか言ってるし。
…これで終わり?ねえ、シリウスこれで死んだわけ?
………。
あまりにも情けなくないですか!こいつなんの役にも立ってませんよ本当に!ハーマイオニーの十分の一も!名付け親なのに!ホグワーツきっての秀才だったはずなのに!犬死によりみじめだよ、明らかに自業自得だよ!こいつ三十半ばにもなって全然成長してないよ…!
あああ本当に馬鹿だよ。シリル好きじゃなかったら、ルーピン先生最愛じゃなかったら爆笑してるとこだよ。

第三十六章=シリウスの死に明らかにショックを受けてるルーピンが哀れでもう…あんな男のこと気にしてやることないよ!
何かもう色々書くの面倒臭いなあ。ぶっちゃければダンブルドアとヴォルデモードがガチンコ勝負して、ヴォルデモードはBellatrix連れて消えちゃったんです。ファッジはヴォルデモードを実際に目にしてもう大慌て、とうとう彼の復活を否定できなくなる。…こいつ本当に小物だよね。クビ挿げ替えなくて大丈夫なのかしら、魔法省。

第三十七章=色々とダンブルドアがハリーに隠していたことを説明し出します。ハリーと言えばもうシリウスが死んだことがショックでショックでキャパ超えちゃって、世界中の何もかが憎い状態。
結論から言えば、ヴォルデモードはハリーとの繋がりを逆に利用してたわけですね。ハリーをダンブルドアへのスパイにしようと思ってて、それに気が付いたダンブルドアは対応策としてスネイプに個人授業を受けさせたわけ。でもハリーはそれを放棄しちゃった。結果、ハリーはまんまとヴォルデモードの罠にハマり、のこのこと魔法省にやってきちゃったわけ。…本当にハーマイオニーは正しかったなあ。
後も色々あったけど、ハリーがダーズリー家にいなきゃいけないのは、リリーの血縁者によってハリーが守られるからで(これはやっぱりなって感じ)、それともう一つ。ハリーとヴォルデモードは、最終的に殺しあって片方だけが生き残るってこと。そしてハリーの立場に置かれる候補として、ネビルがいたこと。
とにかくハリーはダメダメです。

第三十八章(最終章)=シリウスが死んで完全に虚脱症なハリー。前に(スネイプの記憶の件で会いに言った時)渡されたシリウスからのプレゼントを開けてみたらまあ、テレビ電話機能の手鏡だったんですね。昔シリウスとジェームズが別々にdetention喰らった時に使ってたやつ。…ハリーさっさとこれ開けてればちゃんとシリウスが無事だって分かったんじゃ…Kreacherに騙されることもなかったんじゃ…あああ禁句?
これを使えばシリウスとまた話せる!とか思ってみたり、ほとんど首無しニックに「シリウスは幽霊になってまた僕と話せるよね?」みたいなこと聞いてみたり。結局両方ともダメ。
失意の中、ハリーはLunaと会います。彼女も終業前の宴会をパスしてたんですね。ああごめんなさい!かなり最初の方で彼女の母親が死んだって書いちゃったけど、実はそれココで初めて明かされる事実だった!後ろの方ちょっと読んだ時に勘違いしちゃったみたい…すいません。同じような傷を持つもの同士だからか、Lunaに対しては穏やかでいられたハリー。でもやっぱりシリウスを失くしたことは彼の中に一生埋まらない大きな穴を空けました。ああ、あんな役立たず名付け親なのに…!(泣)
結局ハリーとチョウはこれまでみたいですね。チョウが前のジニーの彼氏と付き合うようになったって聞いても全然気にならくなっちゃったみたい。私的にはいいけどさ、別れる理由がもっとちゃんとしたことだったらよかったのに…多分チョウはまだ追い掛けてきてもらいたがってるよ。ちゃんとさよなら言わなくていいわけ?
ジニーが彼氏と別れたって聞いて大喜びしたのもつかの間、今度はディーンと付き合いだしたって聞いてロンはまた大ショック(爆)大きくなったねえ、ジニー!
ルーピンを含む出迎え人に「ハリーをよろしく」と言われてタジタジなダーズリー一家。…可哀想…。
この夏休み、ハリーはシリウスが死ぬ悪夢に悩まされるんだろうなあ。そして多分、ルーピンやダンブルドアも。


近い内に全体を通しての所感を書きたいと思います。
まあ取りあえず言えることは、「最後は結局ハリハーで落ち着くんじゃないだろうか」というコトです。
とにかく今日はココまで。


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黒沢マキ [MAIL] [HOMEPAGE]