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迷い - 2000年12月27日(水) 今日は、携帯を変えようと思っていた。 でも、できなかった。 なんでかな。 「携帯を変えたら、ノートにつなぐコード(?)も変えなきゃいけないかなあ」 などと、考えたからでもあるけれど、 多分、一番の理由は あの子の思い出のいっぱい詰まった携帯を手放すことができないからかな。 そして、「あの子からの唯一の連絡ツールでもある」携帯を使えなくなるのが怖いからかな。 昨日、携帯の履歴に残っていた君の名前がすべてなくなったよ。 これで、過去に君が私にかけてきた証拠は、一つもなくなってしまった。 案外、あっけなかったなあ。 驚くほど、拍子抜けするくらい。 あれほど話した時間はすべて「なかったこと」になってしまった。 もう、思い出にしたがっている私がいる。 まだ、思い出にしたくない私がいる。 この携帯は、私にとっては君との「思い出」そのものなんだよ。 だから、なくせない。 だから、見たくない。 相反する気持ちが、まだ私を迷わせている。 それでも、きっと会いたい気持ちが強いんだな。 -
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