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電話 - 2001年01月25日(木) 「今日は早く帰れそうだなあ」 なんて、のんびりと考えてました。 夕方まで。 夕方、同じフロアの助産婦向けの雑誌の編集をしている人が私のところまできてした「頼みごと」。 彼女の頼みを聞くために私はあの子に電話しなければならなくなったのでした。 断ろうと思えば、断れたのかもしれない。 それでも、「あの子と話せる」ことは、私にとってはまだ「魅力」がある。 迷いながら、緊張しながら電話をしました。 あれほど緊張したのはいついらいだろう? 手が震えて、声も震えていたかもしれない。 緊張のせいで、上手く説明もできなかった。自分がこれほど混乱するとは思っていなかったことがよけい私を混乱させる。 電話する前、あれこれと考えていた話は、声を聞いた瞬間どっかへ吹っ飛んでいってしまいました。 声を最初きいてもあのこだとはわからなかった。 疲れていた気もする。徹夜明けだから。 それでも、最初きいたときは誰かわからなかった。同性の別の人が出てきたのだと思ったくらい(笑)。 どうして、いつもこうなんだろう? 「手を切ろう」とするたびに、何か理由が出てくる。 連絡を取らなきゃいけなくなる理由。 去年、何度それを繰り返したことだろう。 また、私は繰り返すのだろうか? それは、ダメ。 繰り返しても、もうこの先には何もない。 それは分かっている。 約1ヶ月かけて「忘れよう」とした想いは、わずか5分ほどの電話で元に戻ってしまいました。 私の今までの努力は、なんだったのだろう? 「恋愛の神様」がいるのなら、面白がっているとしか思えない。 私の想いを引き戻して、どうしようというのでしょうか。 目が覚めて一番にあの子のことを考える朝も 眠る寸前まであの子のことを考えている夜も もう、私には必要のないものなんです。 あの子といるときは、私にとっては夜は朝の続きではなく、朝が夜の続きでした。 あの子と電話をする深夜、それが私の一日の「始まり」であり、「メイン」であったのです。 私の生活のすべては、あの子が基準になっていたのだと、今さらながらに思います。 思い知らされます。 一番悔しいのは、あの子と話せることを、まだ楽しみにしている私。 -
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