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1日目 - 2001年02月10日(土) 温泉で一時間ほど使った後,ようやく本来の目的である,祖母に会いに. 見知った通りを抜け,祖母の家に到着. 父方の実家は醤油屋をしているため,祖母の家は表が醤油や、味噌などの小売店になっている. 寝起きする部屋はその奥にある. 行って驚き.居間に介護ベッドがあってそこに祖母が寝ていた. もともと小柄だったけれど,大きい介護ベッドに寝ている祖母はさらに小さく見える. どうやら,寝たきりというのは本当だったよう(別に疑っていたわけではないが). それでも,口調はしっかりしていて一安心. 祖母の面倒は,父親の妹,つまり私のおばが面倒を見ている. 父親の兄弟は6人兄弟.父親は下から二番目.でも,父親の血がつながっている兄弟は3人.下の妹と,上のお兄さん. つまり,祖母は後妻さんに入ったのだ. 家を継いだのは長男. 諫早の名家(昔は庄屋をしていたらしい)に嫁いだ長女. 次男は近所の呉服屋に養子に行った. 3男は独身で祖母と一緒に暮らしているけれど休みの日にはテニスに行ったり,弓道をしたり,多趣味.兄弟の中で一番頭も良かったらしい. そして,父親と,警察官と結婚した妹. 結構,色々とややこしい家系なのだ. 今は,その末の妹が面倒を見てくれている. 介護認定も受けたらしく,週に何度かは介護福祉士が来てくれるのだそう. そうそう,祖母の家にくる前に父親の顔見知りの魚屋へ. 海育ちだけあって,うちの父親は魚にうるさい(笑).おかげで魚の種類と新鮮かどうかはわかるようになった. で,今回寄った魚屋でふぐといわし,メバル,さくらえびなどを購入. ふぐはてっさと皮の湯引きにしてもらい,いわしはすり身にしてもらう.めばるはあらだきにしてもらい,後で届けてもらうのだそう. ふぐの湯引きを梅をすりつぶした特製ダレでいただく.これが,とてもおいしい. 大阪のそこいらの店で食べるよりも断然おいしい.しかも、安い。 父親の顔のおかげというか,サービス精神が旺盛な田舎の特徴なのか,これだけで一万円.・・・ありえない.大阪だと,ふぐだけで1万はするぞ. ということで,この日はついた早々具雑煮(島原の名物で,雑煮にレンコンやにんじんや白菜やサトイモやおもちを入れたもの)を出前でとる. 夜はそのふぐやメバルにあわせてこれまた出前でとった皿うどん. ・・・贅沢. この日はなんか一日中食べていた気がするなあ. 明日は,動かないと. -
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