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淋しい春 - 2001年03月15日(木)

今日は、同じ部署から3人の人が辞める日でした。
一人は同じ課の人で、後の二人は、私が新入社員のときに同じ課だった人。

うちの会社はわりと人の出入りが激しく、退職する人への花束贈呈の時には結構あっけらかんとして終わることが多かった。
けれど、今日は違った。

退職する人も、それを見送る人も、どこかしんみりとした雰囲気が漂っていた。
その人たち(1人は短いけれど)の社歴が長いということもあるのだろうけれど、何よりもその人たちが周囲の人から慕われていたから。

私も、とても好きな人たちだった。

一人は、私が新入社員の時にうちの会社について説明してくれた人。だから、私が一番最初に名前を覚えた人。

もう一人は、私が「こういう風な仕事ができればいいな」ということをずっとやっていた人。

一番社歴が短い彼女は、いろいろとあるけれど、私がその人から教えられたことは多い。まさに、「人の振り見て我がふりなおせ」の見本のような人だった。

どの人とも、もっと一緒にいたかった。
もっと教えてほしいことはあった。一緒に取材に行ってみたかった。いろんな話も、もっとしたかった。

そして、夜は、今月いっぱいで辞める同期の送別会。
しかし、1人の同期は来れなかった。
来月、多分仕切り直しをするみたいだけれど。

色んなはなしをした。
やっぱり、「同期」って特別だと思う。
地域も、環境も、すべてが違って、単に同じ時期に入っただけなのに、仲良くなれる。何でも話せる気がする。
そして、お互いに助け合える。

今月は大好きな人がたくさん辞めていってしまう。
これから、暖かくなっていくのに、心の中は少し、淋しい春になる。





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