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真っ直ぐに、生きてきた、ひと。 - 2001年03月31日(土)

今日は、昼までゆっくりと寝た後、コンパに行ってきました。
生保をしている友人からの誘いですが、今まで彼女の仕事関連のコンパは「ちょっとね・・・」という人が多かった。
一度、会って速攻一目ボレされて告白された人もいるしなあ。

今回も、それほど期待はしてなかった。
しかし、今回、見たかんじでは「まとも」(笑)。
話してみると、結構楽しい。
はじめ3対3ということだったんだけど、一人来れなくなって、2対3に。
でも、全然楽しかった。

二人とも野球好き、映画好き。
高校の時に、甲子園に出たこともあるらしい。

一人は、とてもオシャレな人。
もう一人は、オシャレではないけれど(しかし、悪い趣味ではない)、とても素朴な人。

素朴な人の方が、甲子園に出た人。
本当に、野球が好きで好きでたまらない、というように話をする。
高校の時、畜産科にいたらしい。本人曰く、
「野球しかできんかったから、畜産科なら、実習での成績を考慮してくれて、入れたんや」
らしい。

話をしていても、振る舞いを見ていても、とても礼儀正しい人。
でも、その礼儀正しさが、堅苦しくなくて、自然で、見ていても、「しつけられた」というよりも、「身についた」という感じ。
見ていて、とても気持ちいい人だった。

帰りの電車が途中まで一緒で、しばらく話をしていた内容は、その人の家のこと。
実家は、和歌山で梅の農家をしているらしい。年の離れたお姉ちゃんと、お兄さんがいて、お姉さんの子供が可愛いこと。甥っ子も野球をしていて、実家に帰るたびに、野球を一緒にするのが楽しみだということ。

いろいろ話を聞きながら、考えた。
この人と一緒にいると、楽。
なんて言うんだろう。カッコつけなくてもいい、無理をしなくてもいい。
疲れたら、「疲れた」って言える、そんな感じ。

よっぽど、携帯番号とか、聞こうかと思ったけれど(笑)。
さすがに、聞けなかった(笑)。

また、会いたいな、と思う人だった。

あの子といたときの私は、かなり無理をしていたと思う。
好きだから、正直言って、かなり自分を作っていた。
嫌な面を見せたくなかった。
嫌な顔を見せたくなかった。
あまり分からないサッカーの話を聞いた。
あまりみたいと思わなかった映画を見にいった。
次の日、眠たくなるのをわかってて、深夜まで電話に付き合った。
けれど、会いたいとき、淋しいとき、私の方からは「会いたいよ」も「淋しいよ」も言えなかった。

今も、きっと私は言えないと思う。
会ってもきっと、あの子に対しては「いい子」な私で、またきっと、無理をしてしまうと思う。

それを、楽しいと思っていた。
本当に、楽しかった。

でも、今日その人に会って、分かった。
自分が無理をしていたこと。
会って、初めて気付いた。
一目ボレをしたとか、好きになったとか、そういうんじゃない。
ただ、あまりにもあの子とは違うところにいて、決して華やかな世界でも、楽しい世界でもないのだけれど、「地に足をつけて生きている人」そんな気がした。
「楽しみながら、生きている人」
多分、こんな表現がぴったりだと思う。

もう一度、会いたいな。
「コンパ」というもので知り合って、私がそう思ったのは、その人が初めてだと思う。

その人は、帰り、店を出るときに店員さんが「ありがとうございました」と言ったら、「ごちそうさまでした」と、会釈をしながら、そう言った。
そんな人、だった。

真っ直ぐに、真っ直ぐに、生きてきた、ひと。













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