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いい舞台を見よう - 2001年04月12日(木) 今までにないくらい、仕事がない。 まったくないわけじゃないけれど、全然、というか、急がない仕事ばかりなもので、何となく、うだうだと過ごしてしまう・・・。 今日は仕事終了後、中島らもさんのオムニバス・コントの舞台を見に行きました。 一緒に行った同僚は花粉症でとても苦しそう。 中島らもさんの舞台は二回目。 でも、今回は、ストーリーがない、小説で言えば、ショート・ショートばかりを集めた舞台。 ストーリーがないぶん、役者は台詞を単発で覚えるわけで、かなり多くのコントがあったのに、よく使い分けてるなあ、と思う舞台でした。 セリフもそうだけれど、同じ役者が何度も出て違う役をする。 ある時はちんぴら、ある時は医者、ある時は学生・・・。 衣装の早変わりもすごいと思うけれど、衣装だけでなく、話し方や、立ち居振舞いもちゃんと変えている。 役者なんだから、あたりまえっちゃー当たり前だけれど。 そして、一番すごいと思ったのが、舞台をトータルで見たときの、構成。 どんなに面白いコントが続いたとしても、短いコントばかりだと、1時間30分もすれば、観客の集中力は落ちてくる。 面白いギャグも、面白いと感じなくなる。 今回は、「ちょっと中だるみかな」と感じたくらいに出てきた特別ゲスト。 約10分ほどその間はコントではなく、トークショーのようになっていたけれど、それからまたコントへ。 すごい、と思う。 舞台の設定や、セットや、観客席は決してお金をかけたものでも、ないのだけれど、十分楽しめました。 私は後ろの方に座っていたのだけれど、観客が舞台を見ようと、頭を左右に動かすのを見て、「観客を引っ張ることができる舞台の面白さ」を今回は感じられた気がします。 うん。やっぱり舞台はいいな。 5月には、また中島らもさんの舞台があります。 6月には、以前行ったSTUDIAO LIFEの舞台もあります。 映画も面白かったけれど、舞台もいい。 吸収するものはまだまだあります。 -
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