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好きになったもの勝ち - 2001年04月16日(月) 今日は5月号の見本誌が上がってきました。 5月号は、自分の中で結構新しいことをした号でした。 いつもは特集ばかりしていたのが、この号から連載をするようになりました。 記事は、他の編集部の人と合同のものが2本。 施設取材の方の記事は、この記事を書く前に新人同士での記事のレビュー会をしたので、その時に読んだ記事の中から、「こういう書き方もあるんだ」と自分で思ったものを少し真似してみました。 だから、ちょっと今回の施設取材は自分の中で「特別」です。 早めに仕事が終わったので予定よりも早く帰ることができました。 帰ったからといって、特に何もすることはないのだけれど。 夕食を食べた後、テレビを見ながら眠っていましたが、ふと起きるとアンソニー・ホプキンスのインタビューをしていました。 彼の演技は好きです。 どこか、アル・パチーノと通じるところを感じるのは、私だけかもしれませんが。 ブラウン管を通しても伝わってくる、存在感。 演技することに誇りを持っている、威圧感。 とても、上手な年齢の重ね方をしているように感じます。 おそらく、引き際も自分の中で決めているのかもしれません。 その後、予約で撮っていたスマスマの特別版。 別にスマップが好きなわけではありません。 今日はチャゲアスが出るから。 久しぶりに見る、チャゲアスです。 コンサートは、もう何年行っていないのでしょうか、というか、やっていないのでしょうか。ソロには行ったけれど。 彼らは、やっぱり歌っているときの存在感がすごいと思います。 トークもいいけれど、高校生の頃は、歌よりも彼らの顔を見ている方が良かったけれど、今は彼らの歌だけで十分です。 ビジュアル的な問題じゃなくて。 歌ってこその、「チャゲアス」だと思うようになったからかもしれません。 だから、今日も、スマップと一緒に歌っていても、彼らの声はすぐに分かります。どれだけ、メロディーをスマップのメンバーが歌って、チャゲアスがハモリを歌っていたとしても、私には彼らの声の方が「メイン」に聞こえるのです。 私の耳は、きっと彼らの声を聞くようにできているのだと思います。 話が前後しますが、今日、元同期から、メールが来ました。会社に。 私が、家から送ったメールへの返事でした。 私があの子のことを「好きでい続ける」ことに関して、彼は賛成も、否定もしていません。 「君が考えたことなら、今までよりも吹っ切れた気持ちでいるのだろうし、今はそれが一番いいのかもしれないね」と答えてくれました。 ただ、「釈然としない気持ち」が彼の中にはあるとも言ってましたが(笑)。 私と、彼はとても似ているのだと思います。 性格ではなくて、恋愛パターンが。 だからこそ、私がこんなに考え込んでしまうことも、考えすぎて、考えすぎて、彼曰く「相手のことを考えすぎ」な状態になってしまうのも、彼にはわかってしまうのだと思います。 恋愛は、「好きになったもの勝ち」です。 好きになった方が、相手に強く迫れるというわけではありません(笑)。 世間一般には、好きになるよりも、好きになられる方が、振られるよりも、振る方が「かっこいい」というイメージはあるようですが、本当は、好きになられるよりも、好きになる方が、振るよりも、振られる方が、「得をしている」気がするのは、きっと本気で恋愛をしたことがある人なら、分かっていると思います。 人を好きになる方が、相手のことを考えられるようになります。 振られる方が、自分を助けてくれる人のことを考えられるようになります。 きっと、その逆ではどれも気付かないことでしょう。 だから、私も、元同期の彼も、相手よりも数倍得をした経験をしているのだと、彼と話したことがありました。 もちろん、それには、切ないくらいに苦しい夜も、笑えないほどの現実も、経験しているのですが。 私があの子をまだ好きだと思うのは、本当は「恋愛をしている自分」をずっと感じておきたいからかもしれません。 -
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