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踏み忘れている手順 - 2001年04月21日(土)

今日は昼過ぎまで眠っていました。
眠りながら、夢を見ていました。
はっきりとは覚えていないけれど、あの子が、帰ってきているのを知っている夢。
「遊ぼう」
そう、あの子にメールをする夢。

夢と、現実があまりにもシンクロしていて、起きると「メールチェックしなきゃ」
と思う(笑)。
夢なのに、夢の中は、正直。

あの子が帰ってきているのを予測ではなく、知っていながら会わないのは、初めてのことかも知れません。
ずっと、気になっています。
あの子が今何をしているのだろうかとか、どこにいるのだろうかとか、ずっと、考えていた気がします。

夕方から鶴橋まで化粧品を買いに行きました。
そこの店員さんに、化粧方法を聞きながら、綺麗にメイクしてもらいました。あまりにも綺麗にできたので、思わずあの子を呼び出してしまおうかと思ったくらい(笑)。
残念ながら(?)携帯番号を入れてないので分かりませんが。
ある意味、よかったのかもしれません。

店員さんに、「ちゃんと手入れして、メイクをしてくださいね。せっかく綺麗な顔立ちなんだから」って言われました。
誉められるのは、嬉しいです。特に、今は(笑)。
そう言えば、年始の飲み会でも、あの子や他の子に言われたことがあったなあ。
「綺麗になったなあ」って。
友達から、そんなふうに誉められることはないので、嬉しかったな。
でも、元来不器用な私はそれほど綺麗にメイクはできない。
これも、練習次第なのかな。

帰って、書店に行きました。GWに行く、中国のガイドブックを買いに。
行き先だけ決めといて、そこに何があるのか、中国のどこにあるのかを知ったのは、今日初めてです(笑)。
久々に書店に行くと、欲しい本がたくさん出ていて、まとめて買ってしまいました・・・。
書店には、まめに行かないとね・・・。

家のパソコンをチェックしていると、メールが入っていました。
あの子からではありません。
私の状況を知っていて、ずっと励ましてくれている同僚からです。

「手順を一つ、忘れているような気がしてなりません」

そう、そのメールには書かれていました。
彼女は、私の友人たちのなかで唯一、あの子に会うことを進めてくれる人です。

そう、本来は、私はあの子に面と向かって「すき」だということを伝えるべきなのでしょう。
私が、今まであの子に好きだといったことがあるのは、3回。

1度は、電話でした。
2度目は、直に会ったとき。
3度目は、メール。

1度目と2度目は「断られる」ことを想定しての告白でした。
1度目は、他の友人からは「告白」ではなく「報告」だと今も言われます。
そのとおりかもしれませんが・・・。
2度目は、遊園地に行って、スカイビルに行って、二人でさんざん遊び倒した帰りでした。
直に会っていったときの結果は
「ちょっと待って」
好きになるかもしれない。それが、あの子の答えでした。
結局、私が促さないと、あの子から答えが出ることはありませんでしたが。
3度目は、メールでした。
もう、終わらせようというつもりで私が書いた言葉でした。
「私と、付き合ってください」
言葉通りの気持ちで使った言葉ではなかった。
「早く終わらせたい」
そういう気持ちがこもった言葉でした。

本当は、直に会って、直に断られるのが、一番良い方法なのだと思います。
私にとって、彼を忘れるための。
多分、同僚は、その事を言ってくれているのだと思います。

分かっているんです。
本当は、それは一番分かりやすくて、納得できる方法なのだと。
でも、自信がないんです。
もう一度言う勇気がないというわけではありません。
そうじゃなくて、あの子が、私の目を見て断ってくれるのか、それに自信がないんです。
また、都合の良い言葉を選んで逃げられるような気がします。
私は、それが「逃げ」だというのを知っているのに、その言葉をまた信じようとしてしまうでしょう。
そして、また繰り返してしまうのです。

いつか、会うかもしれません。
その時も、まだ彼のことを好きだと思います。
私は、ずっと手順を一つ、忘れたままだと思います。

分かっているのに、分かっていても、私にはその手順は踏めません。
「踏みたくない」のか、「踏むことができない」のか、それは分からないけれど、きっと両方なのでしょう。

今日買った、本にとても惹かれる文章がありました。

直し様のない『過去』に手を加えようなんてムダの多いことするよりは
形は違っても一発勝負で『今』を変えた方がきっと、お得
そしたらもれなく『未来』も変わってくるはず

それは、私に「連絡を取ってみれば?」と誘っているかのような文章で、とてもとても惹かれてしまいます。
それでも、やっぱり「断られる」ことを考えてしまうのです。

一番怖いのは、あの子に「会うことを拒絶されること」なのかもしれません。









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