NO TITLE...望

 

 

七夕だから - 2001年07月07日(土)

一日、ゆったりと過ごしました。
今週は、土日とも、予定を入れていません。
結局今日は、ごろごろしながら、本を読んだり、ほとんど眠っていた一日でした。

夜、母親と近くにできた温泉の湧く銭湯へ行きました。
露天風呂のところにある、涼むための桧の板の間で壁にもたれながら、あの子と遊んだことを、いろいろ思い出しました。

東京で、出張のたびに会っていたこと、夏に、一緒に遊園地に行ったこと、あの子の誕生日に、電話をしようかどうか迷っていたら、本人から催促のメールが入ったこと(笑)、そして、今何をしているのかということ。

あれから、もう半年以上たっているのに、まだ、思い出します。
直後のような、自分が生きているという感覚さえないような痛みはなくなっていますが。
一ヶ月前、偶然見かけたことも、思い出していました。あんな人込みでも、まだわかってしまうのだということも。
そして、もし、今会ったのなら、どういう会話をするだろうかということも、想像していました。
あの子とのことで、未だかつて私の想像通りにことが運んだことはないけれど(笑)。

思い出しても、痛みが伴わないのは、吹っ切れた証拠ではなくて、麻痺をしているからのような気がします。
それでも、自分の中でどこかケリをつけている気配も、あります。
きっと、あの子はもう私とのことは「終わったこと」だと思っているでしょう。
私のことを、思い出すことも、ないかもしれません。

あの子のことを思い出すのは、泣きたくなるのは、きっと今日が七夕だからなのでしょう。


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