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いい試合でした - 2004年05月14日(金)

女子バレーのアテネオリンピック出場権がかかった試合をテレビでやっていました。
実家にいた頃は、バレー好きの母の影響でいつもテレビで見ていた私(実際に見にいったこともありますが)。
一人暮らしを始めたときも、部屋にいる間に試合をしていたらたいてい見ていました。

ただ、今大会は一試合も見ていません。
最近は仕事で帰るのが終電なので、ほとんどテレビを見ていないからです。
でも、今日の試合はなんとなく、ビデオに撮りました。
会社でもニュース速報を見ないようにして(笑)、帰って軽い夜食をとりながらバレー観戦。

いつのまにあんなに強くなったんだろう?

しばらく見ない間に、本当に別チームのようになっていました。
もちろん、出ている選手は少しずつ、顔触れは変わってるんですが。
私が知っている日本チームは、突然、萎縮したようにプレーを止めてしまう姿が見られました。

それが、今日は全くなく。
フェイントがだめなら力技、移動攻撃、1人時間差。
すごい、の一言でした。

決まった後のガッツポーズと、所狭しとコートの中をかけまわる姿。
以前のチームは、どちらかといえば淡々としていた印象がありました。
それが、感情を出す、というよりもあふれ出ている感じ。

2大会連続で、「出場できて当然」だったオリンピックに出られなかった選手。
どこか、奢っていたのかもしれません。
だけど、テレビの解説者曰く「屈辱の期間」に、どれだけの努力をしてきたのか、想像しかできませんが、すさまじいものだったのでしょう。

一度はバレーを離れた選手もいました。
バレーを辞めようと合宿に参加していなかった選手もいました。

そういう「舞台裏」を聞くたびに、ただ、純粋に「すごいなあ」と思います。
例え、オリンピックに出れなくても、バレーをしてなくても、生きていくことはできるし、生活することだってできるでしょう。
わざわざ、苦労を背負わない選択肢も、彼女たちにはあったのだと思います。

それを、あえて選んだ彼女たちの努力が報われた今日の試合は、本当にいい試合でした。

試合を見ながら、なんだかいつのまにか泣いていました。
彼女たちがしてきた努力と、今の自分の差を考えたのかも知れません。

本当に、いい試合でした。





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