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もちろん、嬉しいのだけど - 2004年05月22日(土) 「あ」という間に、もう月末です。 早いです。ホント。 今日も、仕事。ただし、夕方から久々の甲子園! 2年ぶりくらいでしょうか。しかもしかも、阪神・巨人戦。わーい。 友人が、会社の同期と行くのにチケットをとったのだけど、その中の1人が行けなくなったので、誘ってくれました。 「行く?」と聞かれて「いく」と即答。 本当は、この時期、仕事の関係も会って、迷ったのですが、5月はほとんどが遊びの予定はなし。 …というわけで、この辺で少し楽しみも入れておかないと、というわけで行くことになりました。 仕事の方も、ちょっと不安はありつつも、目処がついてきたし。 本当なら、大好きな甲子園。しかも2年ぶり。 日ごろのストレスを晴らすべく、楽しみたいのですが、どことなく気になるのが、北朝鮮からの拉致被害者家族の帰国のニュース。 携帯で度々ニュースを確認しながらの甲子園観戦。 負けていた試合を、一気にひっくり返す、ファン的にはとーってもスリリングで、面白い試合だったにもかかわらず、ちょっと違和感。 直接的に関係はないのだけれど、1年7ヶ月ぶりの再開と、帰国した(本人たちにとっては「帰国」とは言えないのかもしれない)家族の今後。 今まで「反日」教育を徹底して受けてきた彼らの、180度の変化。 もしかしたら、それは遠藤周作氏や司馬遼太郎氏が度々エッセイの中で書いていた「戦後の日本の劇的な変化」に近いのかもしれない。 ただ、戦後の日本は「日本」という国家全体の変化だったけれど、彼らにとっては「彼ら」だけの変化なわけで。 今までの自分の価値観が180度ひっくり返される、というのはどういう感じなんだろう? 「自分」が今までいた「国」が、自分がこのような状況に置かれる張本人だった、という事実は、彼らにとってどんなにか重いことだろう? そんなことを考えながらの野球観戦。 帰ってからも、スポーツニュースよりも報道ニュースのはしご。 もちろん、阪神が勝ったのは、嬉しいんですよ。 -
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