TALES OF ROSES

2004年10月22日(金) 父の13回忌

ということで、しんみり思い出した。

父は、剛毛で、ひげが濃く太く、
顔ばかりではなく
あろうことか 耳の中にまで、ニョキニョキ毛が生えているのだった。

そして 太い指に ちんまり小さな毛抜きを持って
中学生の私に近寄り
「あつこ、ぬいてけろー、たのむー、耳のこれ抜いてけろー」
と、うっとおしく迫るのだった。

「いーやーだー!!」と 逃げ回る私だったが
根が親孝行なもので、3回に一回は 抜いてやっていた。


葬儀の時は、
「棺桶にものを入れると、
 高熱で溶けてお骨にくっつくから、
 故人の好きだったものの『絵』を描いて
 入れてあげて下さい。」
と 葬儀社の人に言われて 
私は
実に スラスラと 筆ペンで、高級車、札束の絵を描いてあげたので 
居合わせた親戚が みんな驚いたのだった。

それも親孝行の一つか・・

父よ、あの世で高級車に乗ってるかい?


毛抜きが必需品!と 
笑顔で答える今時の女子高生の
最新式の毛抜き、見たら欲しがるだろう、

仏前に供えてあげようか。

久々コナとゼンマイおもちゃ



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