TALES OF ROSES

2004年12月22日(水) 見てはいけないもの、その4

地下鉄の階段をあがって
虎ノ門交差点で、友人と待ち合わせた。

友人は、父君が 虎ノ門病院に入院中なのだ。

交差点のま向かいに 12月の青空を背負って
由緒ありげな建物が、しゃんと立っている。

それがわけもなく懐かしく なぜか確かに見覚えがあり、
友人に訊ねてみた。

「ねえ、あれは何の建物?」

「あれ、文部省だったかな。」

なるほど 納得、

昔からNHKテレビのニュースで 
文部省が どうしたこうしたと言う時 映し出される黄土色の壁のアレです。

友人は指さして教えてくれた。
 
「向こうが、新しい文部科学省、
 あれが 大蔵省、
 あっちが 日本たばこ産業本部ビル、
 あっちに虎ノ門病院、
 その向こうの方にホテルオークラ、
 そして、ほら、あれが 国会議事堂よ。」

あんぐりと大口を開けてしまった、ここが
日本の中枢、内閣総理府。

総理官邸も、霊南坂教会までも、あるのだった。

道路際では、クレーンがいて 何か工事中だった。

「これ、なんの工事だと思う?」と友人が言った。
「?」
「これね、東京に大地震が来たとき、
 
 首相はじめ閣僚達が 真っ先に
 
 日比谷公園まで避難するための側溝なんだって。」


最近とみに、大地震が来た場合の被害予想の数字を聞く。

中野、杉並は古い家屋の住宅密集地なので、被害が大きいと思われる、と

何度も聞かされているのに、

なんら手が打たれているわけではない・・・。


見なければよかったのかも知れない・・・。


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