TALES OF ROSES

2005年07月10日(日) プリンセスな運命

そのミニバラは、ホームセンターで100円の処分品だった。

「ラブリープリンセス・オプティマ」
これは、ミニバラサイトで ちょっと話題をさらった
評判のミニバラではないか。
インターネットでも、すぐには手に入らない代物だ。

あわれな株は、もちろん花もなく、
だけど植えてある茎が元気で、
ちょぼちょぼながら 葉っぱは、しっかり根が生きてることを
示していた。

100円払って、買って帰った。

一鉢に3本も植えてあったので、すぐにバラして
新しい土に植え付けてあげた。

まもなくつぼみが見え、かわいい花が一輪咲いた。

うちにいらした花巻ばら園元園長先生が
それを見て驚いた。

「Sさん、Sさん、このバラは何て名前だ?

 こんなかわいいミニはオレ 見たことないな。

 いや〜実にきれいだ。」瞳が キラキラ輝いてらした。

「『ラブリープリンセス』と言います。
 3個もあるんです、一個差し上げます。」

先生は喜んで、もらってくださった。

プリンセスは、先生の車に大事に乗せられ
行ってしまった。


まるで、道ばたの哀れな孤児の三姉妹の一人が

巡りめぐって 殿様にお輿入れしたような・・・

まさに プリンセスの数奇な運命である。



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