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2002年06月20日(木) ■ |
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アイアムジャパニーズウヒヒ。 |
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日本語独特の表現が廃れつつあると言う。 そう言えば、私達はどれだけ正しい母国語、果ては方言を使っている事だろう。 壊れた言葉を製造し、「略し」たり「潰し」たり、外来語を多用したりね。 私が略した言葉で気持ち悪いのが文字通り「キモイ」ね。 なんだよ、「キモイ」って。「キモチ」が「イイ」のか「ワルイ」のか。 意味が違ってきている言葉。 例えば、「全然」と言う言葉は否定的な表現なんじゃないかと思うんだが、 「全然大丈夫じゃないよー」だったら正しかったのが最近では 「全然大丈夫だよー」と使われてるような。困った事に自分も使っている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020619-00000412-yom-soci
て、ちょっと待ってくれ。 私は「言わずもがな」って、普通に使ってるんですけど?! 普通に、「言わずもがなですわー」ってさ。 「言うまでもないわー」って感じにな。 「鳥肌」は両方使いますが、(恐ろしい場合は寧ろ「サムイボ」と言ってるかな) 「拘る」…も両方とも使うかな。最近は「こだわりの店」なんてのも増えてるし。
「けんもほろろ」…うーん?はっきり判らないなあ。 「けんもほろろなお答え」とか言うから、「とりつくしまもない」って事かな。 「よんどころない」…は、拠所無い…だから、「仕方ない」と言う感じか。 「つとに」は、意味を勘違いしてました。「よく」って感じで捉えてたんだが、 実際は「早くから」と言う意味らしい。
私は比較的話し言葉が胡散臭い雰囲気なんで、(結構狙ってやってるってか、地なんですけど) (ちょっとギャグめいて書き言葉風に「しからば!」なんて言うし) 皆から奇異な目で見られる事も多いのですが… 例えば、喫茶店で「お冷や」下さいと言ったら友達が非常に驚いた。 「おひや」って判りますか、「お水」の事ですよ!! なんか「お水」より「お冷や」の方が響きが綺麗じゃないですか!!
せっかく響きが綺麗な母国語に恵まれてるんだから、美しい言葉を使いたいものだ。
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