朝、ホテルをチェックアウトして、荷物を同級生S−ちゃんのアパートに持っていく。バスで2,3分のところで、またそこからバスで試験場に向かう。また外の長い行列に並んだが、今回はすんなり中に入れた。
今日は一般試験なので、みんなが同じ試験を受ける。そしたら60人ぐらい問題用紙が足らなくて、すでに配布された問題用紙を回収。試験はどうなるのだろう?と思いつつ、どこからか問題用紙を見つけて来たらしく、再配布。また45分遅れて試験開始。4時間はぶっ通しは長かったが、それでも時間が足りないほどだった。
右隣にいた人はアメリカ人だったがお父さんがバングラディッシュ、お母さんがトルコ人で、名前はトルコの名前だった。その人でさえ時間が足りないといっていたぐらいだから、英語が母国語でない私が時間が足りなくてもおかしくないのである。左隣にいた人は、ベルギーで働いているアルゼンチン人で、チリにも試験会場があったが、お姉さんか妹がアメリカにいるということで、アメリカを選んだらしい。
試験が終わった。いつか受けないといけないのかなぁと思っていた試験だったがあっという間に、またあっけなく終わってしまった。結果が出るのが秋頃という気の長い話で、結果は忘れたころにやってくるんだろうな。
お昼を食べて、5番街へ。日本の美容室があると聞いたので、電話していってみる。予約をしていかなかったが、たまたま時間の空いてた人にやってもらった。その人は42歳だが、見掛けはとても若く、私とあまり変わらないのかなと初め思ったぐらいで、東京の広尾で10年自分のお店でやってて、そしてアメリカに来て11年という人で、「今たまたま時間が空いてたんですよ」と普段は予約でいっぱいらしいことをほのめかしていた。とにかく自分の仕事が好きらしい。好きな仕事ができるのはいいことである。
5時にS−ちゃんのアパートに戻ることになっていたが、実際戻ったのは6時近くで、幸いにも、そのS−ちゃんも帰ってきたばっかりというのでよかった。しばらくしてからS−ちゃんの知り合いで、私と同じ試験を受けたという人に会いに行った。試験のことや仕事のことなどを聞くことができた。また、カリフォルニアから来て試験を受けた人にも会って、3人でS−ちゃんのアパートに戻って、用意してくれていた鍋を囲んで打ち上げにも似た夕食会となった。始めたのが遅かったのであっという間に12時になり、お開きとなったが、楽しいひとときとなった。
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