2005年11月24日(木) |
サンクスギビングディナー |
アメリカに来て10年。自慢じゃないがサンクスギビングデーで七面鳥を焼いたことがない。研究室の人や教授宅でというのがほとんどで、予想通り、今年ももれなくネジャーティの教授宅に呼ばれた。
最初の1時間は前菜をつまみながら歓談する、というのがアメリカのパーティーだが、典型的な前菜は、クラッカー、チーズ、セロリやベビーキャロット、生野菜(ピーマンやねぎ、ブロッコリーまであった)で、ドレッシングにつけて、カリコリ食べるというもの。
ちょっと遅れて行ったので、歓談の時間は少なかったが、そのうち七面鳥も焼きあがって、教授と奥さん、アメリカ人の教授、外国人学生達とうちの12人がテーブルについて、典型的な料理をいただいた。
どれが一番おいしかったか、どれが一番好きじゃなかったかの感想まで聞かれたが、ご飯類があると喜んでいたワイルドライスはもちろんだが、スモークされた七面鳥の肉がおいしかったというのが私の感想。後で聞くと、スモークのものはお隣さんからのおすそ分けだったらしい。
食後はこれも典型的な、アメリカンフットボールの試合をテレビで見て、少ししてからデザートに移るのだが、アメリカ人教授や学生は満腹のためか、ソファでうたた寝し、私も風邪気味で、食後はちょっとソファに座ってうとうとしていた。それがよかったのか少し楽になった。
そのうち試合も終わり、サンクスギビングのエピソードのスヌーピーの漫画(1973年のもの)が始まると、みんなが起き出して見るって、どないなってるねんと思ったが、それも終わった頃にデザートの時間。3つのパイのうち、アップルとピーカン(英語ではピカーンの方が近い)をいただいた。アメリカでは売られていないリプトンのイエローラベルの紅茶も用意され、ついついお代わり。
持ち帰り用の七面鳥の肉ももらって帰宅。至れり尽くせりのディナーだった。
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