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2000年12月22日(金) 久々に感想文なるものを


頬杖つかない女つく女どちらでもなくどちらでもあり
「もう頬杖はつかない」(見延典子 著)
今から20年位前、70年代末の本です。

随分、久しぶりに読んだ本について書きました。

この「はうた。」での文章はエッセーでも詩でもなく
雑文というカッコよさもなく、やっぱり作文か と、今更ながら感じます。
そして、今日書いた文章も本についての文章と言うよりは
読み返して、アイタタッな感想文という感じがしました。

他のHP内で本の紹介文を書いたのですが
どうにもこうにも、すっきりしません。
それどころか、読んだときの自分の感じたことだけを
大きくしてしまっていました。

小学生の頃、授業の題材で「感想文」なるものを
誰しも書かされたことでしょう。
感想文と言われているのに、殆どが「あらすじ」になってしまっていて
それをカバーするのに、要所要所で「・・・と、いうところで私は感動した」
なんて言葉を多用し、いかにもな文章を書いていなかったですか。


今日、作文(やっぱり、作文だと思う)をしていて
ふっとそんなことを思い出しました。
そして、文章を書くってそう簡単には巧くならないもんなんだなーと、
改めてイタタタッでした。


本屋にでも行って「文章が巧くなる本」などと題うった
ハウツー本を購入したところで、巧くはならないだろうし
第一、巧くなったところで何かの賞を狙うなどということでもないし
(金に換算するってことぢゃないのですよ。もちろん。。オーホホホ!涙)

ここを読んでくださってる方に喜んでもらうのが一番と今は思っております。
そのためにも勉強しろよ!って?
あ、どうもすいません。


そう言えば・・・
全ての人に好まれているから賞をもらうというのではないんだよね。
町田康が今年「きれぎれ」で芥川賞を取ったのも
そういうことなのかもしれない。


町田康の作品については、後日、違うページでということで・・・。
(予定は未定で決定では・・・・すいません。)







香月七虹 |HomePage