+女 MEIKI 息+
DiaryINDEX過去のことさ


2000年12月23日(土) 街中イルミネーション


どうやら、ゆっくりと歩けるようになったので
今までの鬱憤をはらすために
(うっふん♪ではありません、増してや脱糞でも・・・)
銀座に出かけた。

近所のスーパーぐらいで止めとけば良いものを
電車に乗って スタコラサと出かけた。

「あー、久々のシャバの空気は美味いぜ!」ってな感じで
一人、オノボリサンよろしく歩いてきた。

この時期、すっかり街中イルミネーション。
乱視なあたしには、この上なくキレイに見える。

見とれて 見入って 道路の段差が見えないために
何度もコケそうになる。

そんなところを見られて恥ずかしいかと言えば、
そうでもない。
あんまり回りの人の顔も見えないから。

きっと、あたしひとり浮いた動きをしていたんだと思う。

けっ、そんなことは 平気だぜぃ。


みんな、お互いの連れにばかり気を取られているから
道路の隅で やや上向き加減な顔つきで デローンとした顔つきで
イルミネーションに気を取られながら、ゆっくりと歩いているヤツのことなんか
気にも留めない。

街頭でアンケートを取っているアルバイトのおばさんにも
サンタの格好のビラ配りの人にも

大勢の人ごみの中で 誰にも気に留められずに ボーッとしてきた。


銀座だけでは飽き足らずに、秋葉原にまで足を伸ばした。
いや、元々包帯で伸ばしたまま固定されてるんだけど。
伸ばした。

秋葉原も 街中イルミネーション。

やっぱり、あたしは上向きデローン顔。

帰りの電車の中では、疲れてかすっかり爆睡。
違った意味でのデローン。


彼氏とデートは、デローンと楽しかった。

そんなあたしが愛しくて、猫のピアスをプレゼントしてくれたんでしょ?


香月七虹 |HomePage