+女 MEIKI 息+
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枕の下に、彼の写真を忍ばせたら 大好きな彼の夢が見れる、なんて。
そーんな簡単に思い通りになるわきゃないぢゃん。
口では言っても、一度ぐらい試したことある?
例えば、ちょっと恐いところで
夜中の12時ジャストに、愛用の手鏡を持ってトイレへ そこで、自分の顔を鏡に映し、よーく覗き込みながら 大好きな人のことを考える。 そして、イメージの中の彼の姿がハッキリしたところで トイレを覗き込むと、未来の彼の顔が映るとか。
ったく、便器の中に未来の彼が現れたところで 臭い仲で終ってしまうように思うんですけど。
その前に、映ってしまった(見てしまったら) 物凄く、恐いと思うんですよ 自分が。
迷信なんて・・・と、思ってはいても 今でも霊柩車を見たらゲン担ぐし 葬式に出くわすと 親指隠してます、あたし。
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歯医者の待合室にて
女性週刊誌って、よっぽどのことが無い限り読みません。 他の雑誌って言ったら「コロコロ」とか「小学一年生」や絵本とか。
仕方無い、絵本でも見るか。
うーっでもこの絵キライ あーっこれは絵というより写真ばっか なんぢゃこりゃ・・・なんて色々選んでたんですよ。
そりゃ診察を待つ他の人の目はありましたけどね。 みんなそれぞれな顔つきで 焦点の定まらない視線なんで 気にしませんでした。
手にしたのは「ぼくがきかんしゃ」と言うボロボロの絵本でした。 選んだ理由は、他の絵本より厚みがあったというだけ。
もう、タイトルから訳 解りません。 機関車トーマスっぽいものを想像してたんで厚い紙のページを開いて 裸ん坊の男の子の絵が出てきた時には「??」って思いました。
すでに、手にしてイスに座ってしまってたので 今更、再度本棚に向かって選ぶのも気が引けて (その頃には、他の患者の視線が気になってましたよ。あたしでも) だって、あららこの人ったら絵本見てるわよ、な雰囲気がドヨ〜っと。
しかたない読むか(見るか)
ストーリーは裸ん坊の男の子が 自分のおチンチンを引っ張ったり伸ばしたり 仕舞いには紐付けて、オモチャを引っ張る そして、段々エスカレートしてオモチャが大きくなっていきます。
ぬぁんぢゃ こらぁ〜!?
たしかに、ぼくがきかんしゃ です。 ・・・と、その時に看護婦さんに名前を呼ばれ診察室に。
最後のあと数ページを読みきらずに呼ばれてしまいました。 あー、あともう少しなのに・・・。 診察室に続くドアを看護婦さんが開けて抑えてくれているために サッサと身支度をして、後ろ髪引かれる思いで絵本を片付けました。
治療中、そりゃ痛かったけど絵本の続きが気になって気になって 会計を待つ間に、絶対読んでやる!と、そればっかり考えてました。
ところが、治療を終って待合室に行くと ガキ等がわんさか居て、絵本は彼らの脇に積まれていました。
あぁ、次回予約日が早くこないかな。 歯科医院に、こんな待ち遠しい思いをするなんて。
あの伸びきった後は、一体どうなるんだろう? だからって、枕の下に写真は置きません。
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