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2001年08月21日(火) 性感マッサージ


 クイックじゃない、接骨医院のマッサージを受けた。

 保険証を提示すれば千円以下でしてくれて
 クイックマッサージよりも
 ずっと長時間、全身を揉んでくれるという。

 以前にも、仕事場の近くの病院で受けたことがあるので
 なんの不安もなく、飛び込みの病院で受けた。

 造りはもちろん病院なのだが
 しっかりとした個室に通されて
 40代ぐらいの白衣の男性が爽やかに出迎えた。
 部屋には、微かに聞こえる程度の音楽が流れていた。

 ベッドで胸当てをしてうつ伏せに寝るるよう勧められる。
 上から薄手のタオルをかけられて
 マッサージ開始。

 これが、物凄く気持ちいい。
 たまらなく、気持ちいい。
 思わず、湯船に浸かった時のような唸りが出てしまいそう。

 首や肩、腕を揉まれて
 背中から腰の辺りを揉まれる頃には
 ウトウト状態。

 気がついたのは、ふくらはぎを揉まれている時。
 タオルの下に手を入れて、直接に揉まれていた。
 たぶん、パウダーをつけた手で揉んでいたんだと思う。
 サラサラと滑りの良い掌で揉まれていると
 あまりの気持ちよさに、またウトウト。

 次に気がついたのは、なんと内モモ。
 そ、そりゃダメでしょ。やっぱり・・・。
 ところがすぐに「ダメです」って言えない。
 そう思い出したら、妙に恥かしくなって
 お尻や足に力を入れてないか
 我慢してるのがバレるのが嫌だとか
 そんなことを気にしだす。

 センセイはお構いなしに
 今迄と同様にマッサージは止まる気配がない。

 や、それ以上はマズイって。
 ってか、そこはもう揉んだらダメだって。
 ・・・な、場所まで揉まれてしまう勢いで。

 慌てて足を閉じると、センセイはごく普通に
 外モモと腰を揉むように移動した。

 いつまでたっても
 「はい、終わりましたよ」と声が掛からない。
 どうして良いのか判らずに、自分から
 「どうも、ありがとう」と言って身体を起こす。

 センセイはごくごく自然に
 「では、こちらでどうぞ」と言って
 部屋の角にある簡単な化粧が直せるように
 鏡が付いている
 デパートの試着室のような場所を示す。
 そこに行って、身支度をしようとすると
 丁寧にカーテンが閉まるようになっていた。

 服装を整えて、髪を梳かして
 あ、バリバリだった肩凝りが治ってる。
 そりゃそうだ、一時間半も揉んでもらってたようだ。

 ところが・・・。
 他にも身体はしっかり反応していたようで
 まさか、マッサージを受けるのに
 変えのパンツを持参って話は聞いたことが無い。

 仕方無いから、それを脱いで
 ハンカチに包んで鞄の一番下に仕舞う。


 不完全燃焼な気分になってきたので
 家に着くとすぐにシャワーを浴びた。

 なんだか、禊(ミソギ)をしてるみたいと思った。


 今、首も肩も腰も足も
 どれも気持ち良い程スッキリしてる。

 一部の燻ってる種火を除いては。
 ホント、参った。


香月七虹 |HomePage