+女 MEIKI 息+
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昨日の夜遅く正確には今日のまだ朝明けきらない午前3時半頃、隣の家の防犯アラームが鳴りました。外に向けての警報って言うよりも、その家の中に響き渡る音で。「ピーッピーッ警報です」と何度も。時計のアラーム電子音と同じような、妙にとぼけた「ピーピーッ」という音と、ちょっと伸びたテープから再生される留守番電話の女性の声のような「警報です」の音。 近所が寝静まっているから聞こえるぐらいの小さい音だけれど、やっぱり気になります。と、言うのも隣は介護サービスを頼むような女性が一人で住んでいます。 「もしや何か大変なことが?」と思ってしまうのも仕方無いことです。 家を出て、隣の玄関付近に行っても、誰も出てくる様子もなくその家の人の動きも無いようなので、玄関前の門を開け(この時点で、深夜に人の家に侵入していいのかしら?なんて思いながら)玄関の扉を開こうとしたのですが、やはり施錠してます。扉を叩きながら、呼び鈴を鳴らしたのですが反応無し。その間も警報は鳴っています。 こんな時って、救急車を呼ぶべきかそれとも警察に電話をするべきか、でもこの警報は具合が悪いって意味じゃなかったら、などと思いながら度々出くわす事態でないからホントどうして良いのやら。 ドアと郵便ポストに長島元監督で有名な某セキュリティーサービスのシールが貼ってあります。しかも、セキュリテーカメラ設置のシールもありました。少しすればそのセキュリティーの人達も駆けつけるのかな?と、それでも反対隣の家を起こすつもりでその先に行こうとしかけた時に、まるで目覚し時計のアラームを切るようなカチッという音と共に、今迄鳴っていた警報音が切れました。 「な、なんなの?」その疑問だけが残って、周りは何も無かったように寝静まった家。
結局、何があったのかをワザワザ起こして尋ねることも出来ずに、もちろんセキュリティーの人達も来ないまま、朝まで寝付くことが出来ませんでした。 朝、定時刻にいつものようにヘルパーさんが来て、いつものように雨戸を開け、全てがいつものようでした。
引越しの挨拶をしに行った時に、「どうせ有料で介護されるなら若い男に介護されたいわ」と言い切ってた隣のオバチャン。それは、それで凄いぞ!と思ったけど。 なので男性の介護の人以外は家に入れるのを厭がる隣の方と、滅多なことでは接触することはありません。けれどこの先、また警報が鳴ったらやっぱり同じ行動を起こしてしまうんだろうな、あたし。
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