+女 MEIKI 息+
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鐘に恨みは数々ござる、 初夜の鐘を撞く時は諸行無常とひゞくなり。 後夜の鐘を撞く時は、 是生滅法とひゞくなり、 晨朝のひゞきは生滅滅已、 入相は寂滅為楽とひゞくなり。 聞いて驚く人もなし、 我も五障の雲晴れて、 真如の月を眺めあかさん。
所化と白拍子花子(しらびょうじはなこ)の問答が、なんで今更に。
花子が所化に握った手を出して、
花子 「この手の内に雀がいる。サァ、この手の内の雀が生きているか死んでいるか、当てて見やしゃんせナァ。」
所化甲 「生きているといえば手の内で絞め殺そうとする気。」
所化乙 「死んでいるといえばそっと手を放そうとする気。」
花子 「それ。所化皆々 何にも無い。」
花子 「サァ、あると思えばあり、」
所化皆々 「無いと思えば無し。」
花子 「色即是空、空即是色。」
人の心は変わるものさ 変わるから美しいとも言えるよ 色即是空 空即是色
・・・好きさ。
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